日本水準原点が一般公開されていたので見てきました。
標庫の上部(柱の上)には「國帝本日大」と書かれています。歴史を感じますね。
「測量の日」記念行事ということみたいです。
説明板(?)がありました。
近づいて撮ってみました。
嵌め込まれた水晶に目盛が刻印(か印刷?)されています。よく見ると目盛の数字は逆さになっています。理由が気になったのですが、展示パネルには説明がありませんでした。その場にいた職員の方に訊けばよかったかな。
今日は大学の授業が午後だけだったので、午前中に訪問したのですが、9時台に絶起してしまったため滞在時間は30分程度しか取れませんでした。
裏側も開放されていました。
戦前は旧陸軍の陸地測量部が測量業務を担っていたため、標庫の建設に関わった陸軍軍人5名の名前が彫られています。
こちらは電子基準点「東京千代田」。日本水準原点標庫のそばにありました。僕はGNSSやVLBIを扱うお仕事にも興味がありますが、技術職は理系でないと厳しそうですねぇ…。
銘板です。
これは一等水準点「甲」。
「丙」もありました。
上の2つの他に「乙」「丁」「戊」もあるらしいのですが、今日は予習不足で見つけられませんでした。
永田町駅に戻るときに国会議事堂が遠目に見えました。
永田町駅と日本水準原点の間で、社会科見学に来ているらしい小学生・高校生のグループを2つ観測しました。そういえば小学生の頃に国会議事堂見学があった気がします(僕は行きませんでしたが)。
以上です。