Homura's odekake diary

地理と地学と聖地巡礼

らき☆すた聖地巡礼@鷲宮 - 2024/01/05

鷲宮でTVアニメ「らき☆すた」の聖地巡礼をしてきました。

ルートはこちらを参照してください:

maps.app.goo.gl

新宿からの電車(JR湘南新宿ライン快速)を久喜で降りて、東武伊勢崎線に乗り換えました。

スタート:鷲宮駅

鷲宮駅に着きました。

こういうメタリックな電車、かっこよくて好きですね。

学校の最寄り駅がこういう駅だといいですよね。私の学校の最寄り駅は上板橋駅だったのですが、駅のすぐ近くにパチンコ屋があって、風情もへったくれもありませんでした。

観光案内地図がありました。方位と縮尺が示されているのでれっきとした地図ですね。

鷲宮神社の説明にはらき☆すたの聖地である旨も書かれています。

本日は晴天なり。

東口から出てきました。

染谷商店(駄菓子屋)

鷲宮駅東口の目の前にあった駄菓子屋が目に留まりました。染谷商店さんというらしいです。レンタサイクルもやっているようです。

店のほぼ全面にらき☆すたのポスターやファンアートが掲げられていました。

ハルヒらき☆すたの「原作20周年記念イベント」が行われているようです。2/4と3/9-24のイベントは行こうかな。

入口脇にらき☆すたの同人誌が置かれていました。

限定グッズもいくつか置かれていました。街路灯フラッグ、タペストリーみたいなものなんでしょうか。

「南河原スリッパ」、おもしろいですね。こういう地場産業は好きです。

店内にはダンボールで手作りされたらき☆すたのキャラクターパネルが所狭しと飾られていました。

「大聖リース」さんが制作されたものであるようです。ほぼ毎年作ってくださっているとか。

店主と思しき方に話しかけて頂いて、十数分ほど立ち話をしました。「大聖リース」さんの話に始まり、店の窓に掲げられているファンアートを描いてくださった方についてのお話を聞き、2008年頃の新聞の切り抜きを見ながら当時の盛況ぶりを伺いました。らき☆すた人気のピーク時には初詣に約400万人もの参拝客が訪れたそうです。

らき☆すたの聖地となった鷲宮聖地巡礼ツーリズムの先駆けとなり、店主さんのお話によれば、埼玉県大宮市や茨城県から行政の方(?)が町おこし事例として調べに来たこともあったそうです。例えば、埼玉県でいうと秩父は『あの花』の聖地として知られていますね。

一方、近年は京アニ事件や鷲宮神社の鳥居倒壊、コロナ禍といった出来事が続いており、客足が減ったと仰っていました。2023年度から行政のほうでもコロナ禍が明けたと声明を出しているのもあって、今後観光業も復調するでしょう、という話をして別れました。

鳥居は2021年に再建されているようです。

染谷商店さんで買った物品です。

川沿いを歩いて鷲宮神社に向かいました。

宮前橋

宮前橋が見えてきました。

欄干は赤く塗られていますね。

塗装はきれいに維持されていると思います。

橋の上もアスファルトで舗装されているので、橋を渡っているという感じはあまりしませんでした。

橋の両側の眺めです。河岸はコンクリ剥き出しではない工法(?)なのがいいですね。景観に配慮している感じがします。

電柱に想定浸水深の表示がありました。利根川氾濫の想定でしょうか。

2.7mってなかなか高いですよね。

鷲宮神社に近づいてくると、電柱には先述した街路灯フラッグが提げられていました。

こちらは柊かがみ

大西茶屋

鷲宮神社の手前に「大西茶屋」という茶屋がありました。

鳥居のすぐ前にあります。

少し喉が渇いていたので、甘酒を1杯買いました。

先ほどの大西茶屋遠景の写真の右下に写っていますが、久喜市らき☆すたのマンホールを市内数ヶ所に設置しているようです。

絵馬型の石碑もありました。

現存するのかわからないバス停。

予約制ではありますが運行しているようです。

鷲宮神社

鳥居の目の前に電柱があるので、きれいに撮るのが難しかったです。

楽殿という建物に耐震改修工事を施すようです。

鷲宮神社と指定文化財についての解説文がありました。

遺跡があるらしいです。

光天之池

光天之池という名前の池がありました。

私は神道を含め全ての宗教を信じていないので、眉が唾でベトベトになってしまいました。

地理院地図を見てみると、たしかに湧水が出てきそうな感じはあります*1

ちょっとした凹地みたいになっています。

祠があります。

久伊豆神社

久伊豆(ひさいず)神社という神社がありました。鷲宮神社の境内にはこの他にもいくつか神社がありました。この神社は良縁成就の御利益があるようです。

水飲み場がありました。

渇水のため使用できないようです。

参拝列に並びました。

天気予報を見て快晴の日を狙って来た甲斐がありました。

御朱印

せっかくなので御朱印をつけて頂くことにしました。

今後、聖地巡礼のついでに参拝する神社では御朱印をもらうようにします。御朱印ツーリズム、アリですねぇ。

八幡神社

八幡神社です。天皇が祀られています。

参道の脇に歌が刻まれた石碑がありました。

たしかここだったと思いますが、祠の後ろに鉄道が走っており、"エモ"を感じました(サブカルくん)。

鹿島神社

境内の奥のほうに、林の中に続く参道がありました。

入口の様子です。

鹿島神社です。御利益は武運長久。陸軍分列行進曲が脳内再生されました。

www.youtube.com

稲荷社

稲荷社です。御利益は五穀豊穣。至れり尽くせりですね。

神明神社

いちばん奥のところに神明神社がありました。

林保全はいいことだと思います。

出口の近くに歌碑がありました。

神輿

神輿です。最近は祭りの季節でもあまり見ないですね。

ゴヨウツツジ

ゴヨウツツジという草が生えていました。

諏訪神社

諏訪神社です。御利益は盛業繁栄。鷲宮神社の境内だけで御利益フルコンプできるのでは?

栗島神社

栗島神社です。御祭神が多いですね。

絵馬

合格祈願や実名での署名など、個人情報が含まれる絵馬が少なからず見受けられたので写真は掲載しません。

美水かがみ先生が描かれた絵馬もありましたので、ご自分の目で確かめてみてください。

マンホール

鷲宮神社前のマンホールの写真を再掲します。このマンホールのマンホールカードがあるので、それを受け取るために久喜市鷲宮総合支所へ向かいました。

生活圏の中に水路があるの、憧れるんですよねぇ……。

久喜市鷲宮図書館・郷土資料館

途中に郷土資料館があったので寄り道しました。飯能でも同じことをしましたね。

おもしろい提灯です。

常設展示を見ましたが、栗橋地区の水塚や鷲宮神社の寛保治水碑(見逃してしまいました!)についての解説が興味を惹きました。

あと、縄文海進以降もギリギリ陸地になっていたところに貝塚があったとかなんとかいう分布図もあって、興味深かったですね。

この時はややお腹が空いていたため駆け足気味になってしまったので、次回来訪時にはじっくりと解説を読もうと思います。初回の巡礼でこういうコンテンツをフルコンプしてしまってもつまらないですし。

地域の中学校の生徒が書いた職場体験レポートが10枚ほど壁に貼られていたのですが、そのうち久喜中学校の1人が書いたものが充実しており、地理学徒になる素質があるような気がしました(何様?)。

久喜市鷲宮総合支所

マンホールカードを受け取るため、久喜市鷲宮総合支所に来ました。立派な建物ですね。

2階の下水道施設課で受け取りました*2

昼食を抜いて羊羹2個で済ませてしまっていたので、以前から気になっていたラーメン山岡家に向かいました。

葛西用水路

葛西用水路という用水路がありました。

「コスモスふれあいロード」というのもあるらしいです。

やはり利根川の水利は重要なんですね。分水工が気になるので、次回来訪時にチェックしたいと思います。

葛西用水の標識。

この辺りからは幅の広い車道沿いに歩いていきました。

こういう蓋のオタクもいるんですかね。

ダイソーの店舗がありました。

鷲宮神社の案内板がありました。そういえば鳥居の前の車道に行列ができていましたね。

ラーメン山岡家 鷲宮

山岡家の看板が見えてきました。

ワクワクしています。

いざ入店。

期間限定のモツ味噌ラーメンを麺マシ、モツマシ、白髪ネギマシ、硬め濃いめ多めで注文しました。おいしかったです。

メロンソーダも買いました。

歩道橋からの写真です。店を出ると外は暗くなっていました。

山岡家のラーメンは、麺と具とスープが3つとも美味しかったです。都心にあればリピートしたいですが、郊外にしか立地していないんですよね……。

引き続き、車道沿いを東鷲宮駅に向かって歩きました。

途中、百観音温泉の看板が目に付きました。

次回来訪時には入りたいです。

ゴール:東鷲宮駅

東鷲宮駅に着きました。

こういう駅名表示をパシャパシャ撮りがちですが、電車のオタクではないです。

駅名標です。新宿方面の電車に乗って帰途に就きました。

総括

次回来訪時にやりたいこと

  1. ツンダレうまからソース つかさ味の購入

次回来訪時に行きたいところ

  1. 鷲宮神社境内にある寛保治水碑
  2. らき☆すたマンホール全種
  3. 郷土資料館(常設展示をじっくりと見たい)
  4. 百観音温泉
  5. 分水工

行きたい関連イベント

  1. 2024/02/24および2024/03/09-24に行われる、ハルヒらき☆すたの原作20周年記念イベント