大学のサークルの合宿で北陸を旅行してきました.東京との往復の新幹線と現地での移動には,JR東日本が提供する特別企画乗車券「北陸応援フリーきっぷ」を利用しました.
旅程は3泊4日で,1日目~3日目は集団行動,4日目は単独行動でした.
この記事は約25,000字ありますので,すこし読み応えがあると思います.写真をふんだんに使い,あえて枝葉末節まで書き起こすことにより,4日間の北陸旅行を追体験できるような記事(旅行記)に仕上がっていると思いますので,お時間があればぜひ全文をお読みいただきたいですが,以下の目次から気になる章・節に飛んで拾い読みしていただいても結構です.
1日目
1日目の移動経路を示したいのですが,Googleマップのタイムライン機能を無効にしていたため,1日目の移動経路を示す地図はありません.2日目以降のはあります.
スタート:東京駅
2月27日の朝,東京駅の北陸新幹線・北乗り換え口に集合しました.新幹線発車時刻の10分前になってようやく全員が揃い,急ぎ足でホームに向かいました.
0844発のはくたか555号・新高岡行きに乗車しました.
車窓風景
私は中高6年間での旅行の経験が片手で数えるほどしかないインドア人間なので,新幹線の車窓からの景色はそれなりに目新しいものでした.
北陸にある親の実家に帰省するときに何度か見ている風景ではあるのですが,数年ぶりに見るとやはり目を見張るものがありました.
車窓風景です.埼玉県深谷市を通過したときの写真ですが,畑から土埃が舞い上がっていておもしろかったです.
軽井沢で停車したときの写真です.雪が積もっていました.
長野県上田市を通過したときの写真です.長野県のあたりに来ると,車窓風景は山がちになっていきました.
同じく長野県長野市の安茂里地区.家々の屋根が雪に覆われて白くなっています.
長野市安茂里を通過して40分経ったころ,糸魚川の上を通りました!糸魚川の流れるあたりはフォッサマグナの西縁にあたることが知られています.
富山県黒部市若栗地区を通過したときの写真です.富山県まで来ると,辺り一面が雪景色でした.
「ようこそ高岡へ」.11時35分ごろ,新高岡駅に着きました!*1
見覚えのある兜に出迎えられました.勝興寺というお寺が国宝に指定されたようですね.
この兜は非常に縦長で,全体を写そうとするとかなり引いて撮る必要があります.
「新高岡駅から能登へ、飛騨へ」.能登地域が一日でも早く復興することを願っています.
新高岡駅の駅舎を北口から出てきたところです.東京都民としては,JRのロゴが東日本の緑ではなく西日本の青になっているのが目新しいですね*2.
お昼どきだったので,飲食店を探すことになりました.
新高岡駅北口そばの海鮮料理店「魚山人」さんで海鮮丼を食べました.おいしかったです.
JR城端線・新高岡駅から城端行きの電車に乗りました.この写真のタテカンは「駒田蒸留所へようこそ」という劇場版アニメ作品のものであるようです.
車窓風景です.
JR城端線は砺波市を通っています.砺波市といえば,砺波平野の散村や屋敷林で有名ですね.
実際に,この写真のような屋敷林の景観が砺波駅の前後に広がっていましたが,座学で知ってはいても実物を見たことはなかったので,非常に感動しました.雪村あおい の顔つきになりました*3.
南砺市に入ると,駅の近くには比較的新しい家も見受けられるようになりました.この写真は高儀地区で撮ったものです.
福野駅です.
城端駅に着きました!電車の乗り心地ですが,普段乗っている中央線や山手線と比べると揺れが大きく,カーブも多いような印象を受けました.
きれいな朱色に塗られた車体が特徴的です.一応断っておきますが,私は電車のオタクではありません.
こういう駅名標,大好きです.
除雪車がありました.初めて見ました.
城端駅構内の待合室にはストーブが置いてありました.
ストーブ周辺の様子です*4.
城端駅はTVアニメ「true tears」の聖地になっているらしく,聖地巡礼ノートが置かれていました.埼玉県飯能市でも『ヤマノススメ』の聖地巡礼ノートを2ヶ所で見かけましたが,それと同じくらい熱が入っていそうです.
載せていいのかわかりませんが,城端線の利用促進を呼びかけるポスターです.
城端線は「約20年で利用者が半減」し,存続の危機にさらされているようです.ドシドシ乗りましょう.鉄道は地域の足としても大事ですよね.
加越能バスの世界遺産バス・白川郷行き に乗るため,駅舎を出てきました.瓦屋根なのがおもしろいですね.
バスに乗ってしばらく経つと雪山に入りました.この写真の撮影地点は南砺市大鋸屋地区です.
停車ボタンが天井に付いているのがおもしろかったです.
「世界遺産バス」という名前の通り,観光客をターゲットに運行されているバスで,車内では地域の観光資源についてのガイド音声や,「こきりこ節」という南砺市五箇山地区の民謡が流れていました*5.
「相倉口」バス停で降りました.ドカ雪ですね.
待合所がありました.無いと困りますね.
この待合所の看板にも書いてありますが,この地域はやはり「世界遺産」というのを売りにしているようですね.新高岡駅で見た,勝興寺の国宝指定を祝う看板や,高岡御車山祭のユネスコ無形文化遺産登録を祝う看板にも表れていますが,世界遺産・国宝・文化財など公定の「遺産」評価が現地の観光業にもたらす影響やその権力性について考えさせられます.(眼鏡が丸そうな文章ですね……)
「雪と汗のひとかき運動」.除雪用シャベルが設置されていました.
五箇山・相倉合掌造り集落
「相倉口」バス停からしばらく歩き,相倉の合掌造り集落にやってきました.白川郷などの観光地には行ったことがないので,合掌造りを見たのは初めてでした.
合掌造りが生み出された要因としてパッと思いつくのは,屋根の傾斜を急にすることにより除雪の手間を省くというものでしょうか.合掌造りの家屋で行われた生業として,「広い屋根裏での養蚕や、土間での和紙作り、床下での塩硝作り」があるようです(富山県 2024)*6.なかなかおもしろいですね.
現在進行形でドカ雪が降っていたので,たまったものではありませんでした.
すごい雪です.案内所がある辺りで小休止しました.
遠くの山が見えなくなっています.
10分ほど経つと晴れました.小休止を終えて歩き始めました.
「世界遺産 相倉合掌造り集落」の石碑.
「国指定史跡 越中五箇山 相倉合掌集落」の石碑.国指定の「史跡」でもあるんですね.
私の記憶の限りでは,2日目に訪れた たいらスキー場のレンタルショップの店員さんが話していたのですが,相倉の合掌造り集落は,最初「史跡」に指定されたときには,家屋の改築等ができなくなったため住民からは不満の声が聴かれたが,世界遺産に登録されると観光客数が増え,経済状況が良くなったので,いまはポジティブなほうに落ち着いている,とのことでした.
「世界遺産見学の皆様へ」.環境省・富山県が,相倉集落は現在も住民が生活している場所であることを伝え,マナーに関する注意喚起をしています.
相倉民俗館という施設を見学する予定だったのですが,当日は閉館していました.
南砺市のカラーコーンが置かれていました.
相倉伝統産業館も閉館していました.相倉地域の風土について勉強する良い機会だったのに残念です.もういちど来る理由ができたと捉えればいいのでしょうか.
家屋の外壁等の見た目にはある程度のばらつきがあります.
赤いポストがありました.こういうポストを巡るのをテーマにしてお出かけするのも良いかもしれませんね.お出かけのテーマとしては,他にジオパーク・御朱印・聖地巡礼・登山・アマチュア無線などを考えています.
雪の層ができています.そもそも雪自体を普段ほとんど見ないので,雪を踏むのがとても楽しかったです.ここぞとばかりに皆で「雪の進軍」や「Катюша」を歌いながら展望スポットに向かいました.
展望スポットに来るまではそこそこの距離を歩きました.
展望スポットは,このように山の中腹に設けられています.
ここからは相倉集落の家々が一望できます.
さらに拡大してもう1枚.スマホのカメラが高性能で助かりました.
「とやまビューポイント」.ここだけでなく,富山県内の4地域にわたり60地点が指定されているようです(富山県 2024)*7.
たしかにすばらしい景観です.
展望スポットから降りてきたあたりでまた雪が降り始めました.踏んだり蹴ったりですね.宿に向かって歩き始めました.
南砺市中畑地区です.雪がまばらに残る山肌が美しいですね.
「無名舎」という武蔵野美術大学の施設がありました.こんなところでこの大学の名前を見るとは思わなかったので驚きましたね.
南砺市下梨地区です.谷の下を庄川が流れていました.同じ地点からの写真をあと2枚掲げます.
水面は青緑色ですね.
庄川の近くを歩いてみたいものです.
雪や枝の落下を防ぐためか,法面に木製の構造物が設けられています.名前があるかもしれませんが,私は土木系のトピックに疎いので知りません.
「越中五箇山 麦屋節の里」.先述の「こきりこ節」に加えて,この地域には「麦屋節」という民謡もあるようですね*8.
五箇山ベース
ゲストハウス「GOKAYAMA BASE」さんにお邪魔しました.複数の個人・団体が同時に泊まれるようですが,27日の予約は私のグループのみとなっており,貸し切り状態でした.
入ってすぐ,管理人さんが当グループの代表者に注意事項等の説明をしてくださいました.懇切丁寧な説明で,好印象でした.
「GOKAYAMA BASE」さんは,「築80年の民家(空き家)をリノベーションし」て開業されたようです(GOKAYAMA BASE 2022)*9.
南砺市下梨地区の案内地図です*10.夕食は自炊することになっていたので,北口商店さんに買い出しに行きました.
北口商店さんの陳列棚にあった醤油です.この醤油は薄口ですが,北陸地域では「甘い混合のこいくちしょうゆが主に使われてい」るようです(キッコーマン株式会社 2024)*11.このあたりは関西に近いこともあって東京ではあまり見かけない食材があり,食文化にギャップを感じました.
農林水産省(2023)によれば,「うすくち醤油は、主に関西で使われる醤油で、醤油生産量の約11%を占め」るようです*12.全国的にみるとマイノリティなんですね.
料理ができるメンバーが台所に立ってカレーライスをつくりました.子供部屋おじさん予備軍である私はすこし手伝うくらいしかできませんでした.ピーラーで野菜や果物の皮を剥いたことすらないのです.
旅行中はこの他にも映画「Full Metal Jacket」の微笑みデブを彷彿とさせる害悪ムーブを連発してしまったのですが,特に排斥されるようなこともなく,サークルの皆様の懐の深さに感じ入りました.
私が泊まった部屋です.清掃が行き届いていて清潔ですし,各種アメニティもしっかりと用意されていて,非常に快適な宿でした.☆5です.
これは余談なのですが,今回の旅行のグループには私立文系の学生しかいなかったため,宿代を割り勘するときの計算に手こずって発狂する人が出ており,おもしろかったです.
日付が変わる前には就寝しました.
2日目
2日目の移動経路(宿-スキー場間)です.アバウトすぎてわかりづらいかもしれません*13.
軽い菓子パン等で朝食を済ませ,「GOKAYAMA BASE」さんからチェックアウトしました.たいらスキー場に向かうため,加越能バスの世界遺産バス・白川郷行き を「下梨」バス停でしばらく待ちました.
「下梨」バス停の近くにあったおもしろい建物です.「昭和63年度 第三期山村振興農林漁業対策事業 地域特産品生産施設」と書かれています.具体的に,どのような特産品を製造しているのか気になります.
「第三期山村振興農林漁業対策事業」について調べてみたところ,次の2点がわかりました.「山村振興対策」とは,1965年に山村振興法が公布されて以来4期にわたって行われている国土交通省の事業で,その第三期にあたる「山村第三期対策」は1979年以降に行われていたようです(国土交通省 1979)*14.なお,第四期にあたる「新山村振興対策」は1991年から実施されているようです(国土交通省 1991)*15.
つまり,上の写真の建物は1979年~1991年の期間に建てられたことになります.いまも営業しているのでしょうか.
「平警察官駐在所」.都会の交番とは異なり,一目で交番とわかる造りにはなっていません.周りの住宅に溶け込んでいます.
野菜の直売所がありました.
南砺市営バスの「下梨ポケットパーク前」バス停も併設されています.
「下梨」バス停の標識をよく見ると,城端駅のところで聖地巡礼ノートを見たTVアニメ「true tears」とのコラボが宣伝されていました.登場キャラクターの声を担当された声優・高垣彩陽さんが南砺市観光大使を務められていて,世界遺産バスの音声ガイドの吹き込みをされたようです.世界遺産とアニメ聖地という2つの属性が重なり合っていて,非常におもしろいですね.
バスが来たので乗車し,10分ほど揺られてたいらスキー場に向かいました.
「梨谷」バス停で降りました.スキー場まで1.4km,気合いの徒歩行軍です.
この看板に描かれている生物の正体がわかりません.リスでしょうか,タヌキでしょうか.
1.4kmといっても,舗装された車道の端を歩くだけなので,それほど体力は使いませんでした.着替え等の荷物も背負ったフル装備で歩いたので,そこそこ疲れはしましたけれど…….
道中,梨谷大橋という赤い橋が見えました.かっこよかったです.
こういう,自然の中に巨大な人工物が造成されているの,萌えますよね.萌えますよね??
土砂災害警戒区域に入っているらしいです.
たいらスキー場
たいらスキー場に着きました!
皆でこの後の動きについて話し合っていると,スキー場公式のレンタルショップの店員さんにお声がけいただき,そこに入店することになりました*16.
スキーを楽しむ人々の姿が遠目に見えました.私はスキーは完全に未経験だったので,すこし怖いのと同時にワクワクしていました.
レンタルショップ内の販売コーナーの値段表です.いわゆる「ヤマ価格」ではないリーズナブルな値段で防寒具が買えますね.私は帽子を1つ買いました.
レンタルショップでフル装備に着替え,入場受付で入場券を受け取りました.
早稲田大学教育学部に現役合格した1年生である私(19歳)は,株式会社リクルートが提供する じゃらん「雪マジ!19」を利用して,なんと無料で入場することができました!*17
提供主体がリクルートなので,就活に関する広告メールがしつこく届くのだろうなと思ったのですが,メールの頻度は控えめかつ就活とは関係ないものだったので,かなり得した気分です*18.
1時間半ほど滑ったあと,昼食を「ロッジ 峰」さんで食べることになりました.この写真は「ロッジ 峰」さんの出入り口付近から撮りました.
この旅行のグループには私を含めてスキー初心者が3人いたのですが,スキー経験者のメンバーが1人,私たち3人につきっきりで滑りかたを教えてくれました.同氏は1日目・2日目の夕食の調理においても率先して行動してくださったので,本当に頭が上がりません.ありがとうございました.
昼食までの1時間半は,上の写真よりもやや下ったところにある緩傾斜の区域からゆっくりと滑り降りては転ぶというのをひたすら繰り返していました.最終的に,滑走中にハの字をつくって止まることはなんとかできるようになりました.
当日は曇っていたのですが,滑り始めて数十分経ったころ,太陽を直接見たような眩しさを感じました.後日調べてみると,スキー場や雪山登山では,特に晴天のときに「雪目」と呼ばれる症状を呈することがあるらしく,次回以降はスキー専用のゴーグル・サングラス等を着用しようと思いました.これは4日目の東尋坊でのサングラス購入に繋がります.
「ロッジ 峰」さんの入口付近の写真です.左手にある食堂に皆で入りました.
「大盛り峰ラーメン」.食堂入口そばの券売機で発券すると,その注文が厨房に自動で送信されるシステムになっていました.10人近い人数で入店したにも関わらず,比較的早く全員分の料理が出揃いました.
昼食後,リフトに乗って上級者向けコースのスタート地点まで行ったのですが,私を含め3人のスキー初心者は悪戦苦闘したのち,しゃがんだ姿勢で無理やり滑り降りたり,滑らずに下りのリフトで降りたりしました.
16時ごろ,宿に向かうバスをつかまえるために撤収し始めました.レンタルショップに戻り,元の服に着替えました.院進して,M2の24歳の誕生日に「24歳,学生です.」ってツイートしてみたいですよね.
行きと同じ1.4kmを徒歩行軍して,「梨谷」バス停のあたりに戻ってきました.
「パノラマ富山発見ルート 梨谷大橋展望所」.塗装が剥げているのがちょっと残念ですね.
加越能バスの世界遺産バス・新高岡駅行き が来たので乗車しました.
城端駅まで戻ってきました.城端駅はこのあたりの地域のターミナル駅として機能しているようですね.
写真のベンチの背もたれに書いてある通り,南砺市城端地区の「城端むぎや祭」は株式会社ドワンゴ・niconicoの「ニコニコ町会議 全国ツアー2016」に登場したようです.ネットを活用した地域おこし事例として興味深いですね.
城端駅周辺を写した写真です.バスが入ってこれるように道路が広くなっています.
遠くに雪を被った山々が見えるのがとても印象的でした.
この存在感,伝わるでしょうか.はやく登山を始めたいです*19.
このあと,夕食の食材の買い出しをする部隊と宿に直行する部隊に別れ,私は買い出し部隊に同行しました.私のほかに3人が買い出し部隊に志願しました.
南砺市に入ってからはほとんど見かけなかったコンビニがありました.ちょっと安心しました.
Aコープなんとセフレ
地元のスーパー,「Aコープなんとセフレ」に入店した……のはいいのですが,このネーミングはなんなんでしょうねwww*20.視界に入った瞬間,自分の目を疑いましたw.
南砺市産の豚肉が使用されたソーセージが陳列されていました.地元の農畜産業とリンクしているのが好印象ですね.
受験生は魔剤を飲むものだと思われているようです.かく言う私も常用しておりましたが…….
会計を済ませてレジを出ると,壁に地域の中学3年生(9年生)からの寄せ書きが貼られているのが目に留まったのですが,中心にでかでかと「セフレさんへ」と書かれていたので,皆で爆笑してしまいました.手書きの制作物で,生徒の名前も書かれていたので写真は掲載しません.
このネーミングはヤバいですよ.
エッチなのはダメ!禁止!(下江コハルの声真似をしている)
宿に直行した部隊は,城端駅から宿までの4.9kmを1時間以上かけて徒歩行軍したのですが,買い出し部隊は日没後の夜道を長距離歩くのは危険と判断し,バスで向かうことにしました.
写真は南砺市営のコミュニティバス「なんバス」・城端さくら線の「ローソン角」バス停です.実はローソンのある区画からは1ブロック離れており,クスリのアオキ 城端店の向かいにあります.この写真の左下に,ローソンの看板がちょっとだけ写り込んでいますね.奥にはAコープなんとセフレが見えます.
30分ほど待ってようやく桜ヶ池公園行きのバスに乗れました.南砺市立野原東地区のあたりできれいな夜景が見えましたが,うまく撮れませんでした.
「Nanto Sakura Shuttle」.本当に助かりました.
暗くてわかりづらいですが,きれいに塗装されています.
桜ヶ池公園
立野ヶ原演習地内(日本陸軍第9師団野砲演習場)に造成された桜ヶ池という人工の溜池がすぐそばにあったのですが,暗いのでなんか池があるな~ということしかわかりませんでした*21.みんな疲れていたので発狂しながら宿に向かいました.
バレル富山
桜ヶ池のほとりにあるコテージ「バレル富山」さんにお邪魔しました.BBQをする予定だったのですが,天候と時間の都合で,1日目と同じく屋内で自炊をすることになりました.Aコープなんとセフレで買い込んだ食材を片っ端から調理し,食卓に並んだ順に食べていきました.
写真を撮る余裕がないほど疲れていたので,宿の写真はありません.体力がある人は午前2時くらいまでスマホ版Among Usで遊んだりインターナショナルを歌ったりしていました*22*23.
私は夕食後,シャワーを済ませて,インター斉唱に加わったりTwitterを眺めたりしてから午前2時ごろに就寝しました.
3日目
3日目の移動経路です.
泥のように眠った翌朝は晴れていました.このあたり一帯は,「ガラパゴスキャンピングパーク~桜ヶ池自遊の森~」と名付けられ,キャンプ場が多数立地しているようです.
桜ヶ池公園遊具広場に来ました.バス停が撮影地点の右手にあり,バスの発車時刻まで皆で遊具広場を徘徊していました.
写真左手には,地形の高低差を利用した長大な滑り台がありました.
遊具広場の奥に,有名なアニメ制作会社「P.A.WORKS」の本社が見えました.P.A.WORKSは,「Angel Beats!」や「花咲くいろは」,「SHIROBAKO」,「Charlotte」,「ウマ娘 プリティーダービー」,「色づく世界の明日から」など数多くの名作を手がけているほか,本稿でも触れた「駒田蒸留所へようこそ」や「true tears」に加えて,「サクラクエスト」,「恋旅~True Tours Nanto~」など,富山県南砺市・砺波市に縁のある作品を制作しています.
近年は「神様になった日」,「白い砂のアクアトープ」,「アキバ冥途戦争」「スキップとローファー」などの人気作品を続々と世に出している,素晴らしい制作会社です.
上の写真の撮影地点との位置関係は画像の通りです.
10時半ごろ,バスに乗車して城端駅に向かいました.
南砺市千福地区の写真です.お約束の屋敷林です.
スカスカの時刻表,滾りますよねぇ.
新高岡駅方面の電車に乗るため,線路の上を渡って,改札側から見て反対側にあるホームに行きました.
高架駅じゃないとこんな感じになるんですね.おもしろいです.
朱色の電車に乗って,高岡方面にいざ出発*24.
乗車中に,本日の宿である快活CLUBの仮会員登録を済ませました.Twitterの地理オタク・お出かけオタクがよく泊まっているのを見ていて,自分も泊まってみたくなったのです.ネカフェに泊まるのはもちろん人生初です.
油田(あぶらでん)駅.駅名の由来ですが,このあたりに油田(ゆでん)があったわけではなく,灯油の原料となる荏胡麻・菜種の産地であったことが由来になっているようです.ややこしいですねw.
油田駅は砺波市三郎丸地区に位置しますので,先述のアニメ映画「駒田蒸留所へようこそ」の聖地にも近いのではないかと思います*25.
高岡市に入ったあたりで,ゴジラの像が乗っかった奇怪な建物が目に付きました.
「つながる北陸」.
新高岡駅に着きました!「頑張れ 受験生」のタテカンがお出迎え.まだ国公立大学入試の中期・後期日程がありますからね.東京一工・早慶などにドシドシ進学してほしいです.早稲田はいいぞ.
新幹線で金沢駅に来ました.蒸気機関車の動輪が置かれていました.
鉄道警察隊というのを初めて見ました.なんか強そうですよね.
昼食は「あんと」内にある「金沢かつぞう」さんで食べました.肉厚のカツがおいしかったです.「受験に勝つ!! 合格祈願」シールがもらえたので,私の卓の4人は全員もらったのですが,すでに受験に勝った人たちがもらってどうするんだ という感じがありますw.
再び金沢駅構内を移動.
この巨大な骨組み,かっこいいですねぇ.奥には金沢のランドマーク「鼓門」が見えます.
兼六園
兼六園に入園しました.これは日本最古の噴水らしいです.
「竹根石手水鉢」.説明板に書いてありますが,ヤシ類の茎と根の化石らしいです.地学っぽくて良いですね.
池です.風流ですね(小並感).
梅の花が咲いていました.枝ぶりが美しいですね.
きれいです.
「ラジオ塔」.私は中高の部活でアマチュア無線をやっていたので,無線関係には一家言あります*26.
こういうものを見ると,L・アルチュセールのいう「国家のイデオロギー装置」としての公共放送(テレビ・ラジオ等)の役割について考えさせられます*27.
大木がありました.力強く枝を広げているのが印象的ですね.根が浮いた理由が気になります.
さて,ここ兼六園は金沢城に隣接していますが,園外に目を向けると,周囲には見事な低地帯が広がっているのがわかります.
地理院地図で色別標高図を作成してみると,金沢城は南東から延びる尾根の突端部に立地し,北西に広がる平野部を一望できるようになっていることがわかります*28*29*30.このような立地は城の立地選好としては常識の範囲内だと思いますが,砺波平野の散村・屋敷林と同様,座学で知ってはいても実物を見るのは初めてだったもので,非常に楽しい気分になりました.地理学徒やってて良かった.
鴨がいました.かわいかったです.
「竜石」.かっこいいですね.
このようにして兼六園を一通り見て回ったあと,近くにある石川護國神社という神社に行きました.
石川護國神社
いかにもな雰囲気があります.
鳥居の左手にある社号標の奉納者を見れば,"そういう"神社であることはすぐにわかります.
デデドン!「輝く天命戦の真実を知れ」.
スゲー"強い"文章です.
「大東亜聖戦大碑」.ガンギマリですね.
石川護國神社の由緒についての解説板がありました.境内には戦没者の遺品等が展示されている資料館があり,そちらも見学しました.靖国神社・遊就館の「大東亜戦争」コーナーと同様,重々しい雰囲気がありました*31.
本殿の近くに来たのですが,なぜか大量のカラスがたむろしていました.
カラスまみれです.私は弁証法的唯物論者なので,カラスを不吉の象徴(ここでエアクォーツをする)として捉えたりはしませんが,それでもこの異様さにはすこし驚きました.
社殿はきれいに維持管理されていると思います.
本殿正面の鳥居です.
境内から出てきました.太平洋戦争に関する生々しくも貴重な史資料に触れることができました.
北鉄バス「出羽町」バス停からバスに乗り,金沢駅まで戻りました.
鼓門です.金沢に来たら一目見たいと思っていました.
橋や門などの巨大な構造物は真正面から撮りたくなるんですよね.そのほうが幾何学的に美しいと思います.
遠目に見るとこんな感じ*32.
お出かけオタクが好きそうなぬいぐるみが陳列されています.まだ17時前後で,夕食まで時間があったので,金沢駅構内を皆で徘徊しました.
北陸荷物さんの手荷物一時預り所に預けていた,着替えの入ったトートバッグを受け取りに戻りました.このタイミングで,早めに新幹線で帰る必要があった数名が離脱しました.
ちょうどいい時間になったので,「あんと」内にある「魚菜屋」さんで夕食を食べました.北陸に来てからずっと海鮮丼ばかり食べている気がします.生魚は,普段はスーパーのパック寿司でしか食べないので,よりどりみどりの海鮮料理は目新しいものでした.
夕食を済ませて店を出たあと,4日間有効の「北陸応援フリーきっぷ」を使い切るためにもう1日北陸に残留する部隊と,他の予定等の理由で東京に帰る部隊に別れました.私は北陸残留組と一緒に十数分談笑したのち,単独行動に入りました.
日没後,鼓門はライトアップされていました*33.
たくさん歩いて疲れていたので,駅構内で小休止しました.
「あんやと またお越しくださいませ」.東京方言での「ありがとう」は金沢では「あんやと」というんですね.
快活CLUB金沢駅東口店
快活CLUB金沢駅東口店に入店し,店頭の「新規入会機」で本会員登録手続きをしました.新規入会機に備え付けられたスキャナーに「ご本人様確認証」として有効な早大の学生証の両面を撮影させ,1分ほどで本会員登録が完了しました*34.
私が泊まった部屋です.ギリギリ寝れそうな硬さのマットが床一面を覆っていました.
ここぞとばかりにスマホとモバイルバッテリーの充電器を取り出し,充電を開始しました.
店内を一通り見て回ったあと,シャワーを浴びました.タオルは備え付けのものが無かったので,フロントで買いました.数百円で済みました.
シャワーを済ませてからドリンクバーで紙コップにコーラを注ぎ,一息つきました.ドリンクバーの飲み物・アイスクリーム等はブースへの持込厳禁らしいです.
アイスクリームも食べてみたかったのですが,22時以降はベンディング・マシンに「洗浄中」の札が提げられており,使えませんでした.
無料貸出のブランケットを持ってきて試しに横になってみたのですが,まず脚が伸ばせません.ヤバいです.盛大に發狂しました.発狂ではなく,旧字体の「發狂」です.独房ですか??
この画像は何かというと,翌日の行程をなにも考えていなかったため,午前1時過ぎまでGoogle検索をかけまくって行動計画を組んでいたときのものです.旅行は計画的に.
具体的には,父に薦められた東尋坊と自分で適当にググって見つけた白山手取川ジオパークの二者択一で迷っており,結局自力では決めきれずにTwitterの投票ツイートに丸投げしました.
そもそも白山手取川ジオパーク自体もかなり苦慮した末に選びとっていて,北陸地域に3つあるジオパーク,すなわち,恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク・白山手取川ジオパーク・立山黒部ジオパークの3ヶ所から白山手取川ジオパークを選んだ理由は,白山手取川ジオパークのみがユネスコ世界ジオパークに登録されているというものでした.このような選好形態は,相倉集落のところで述べた「公定の『遺産』評価が現地の観光業にもたらす影響やその権力性」の話と照応しますね.3日越しの自己批判になっているのはなんとも皮肉的です.
閑話休題.前述の通り寝心地が悪いのと,午前2時近くまで廊下で喋っている人がいた影響で,入眠できたのは午前2時前後だったと記憶しています.十分な予算がある旅行では,宿泊費はケチるべきではないですね…….
4日目
4日目の移動経路です.あと2枚掲げます.
東尋坊周辺を拡大したもの.移動経路上に「三国駅」という駅がありますが,この駅についてはちょっとした笑い話があるので,後ほど詳述します.
快活CLUBにてこの世の終わりみたいな睡眠をとった翌朝,7時24分にはなんとか目覚めることができました.絶起したらどうしようと不安だったのですが,予定通りの時間に起床できて一安心です.
起きてすぐ,投票期間を6時間に設定してTLに投げた昨晩の投票ツイートを見ました.結果は一目瞭然で,東尋坊に行くことを決めました.場当たり的に電車・バスのルートを検索し,限界旅行をスタートしました.
着替えの入ったトートバッグを金沢駅構内のコインロッカーに預け,鼓門に別れを告げてから改札に向かいました.
0848発のJR西日本・特急しらさぎ56号米原行き に乗るため,1番のりばに向かいました.
おそらく2番線ですが,かっこいい青色の電車が回送表示で停車していました.
朝食の準備をなにもしていなかったので,朝食は羊羹2つとコーヒーになりました.この羊羹は『ヤマノススメ』の影響で行動食としてリュックに入れておく癖がついていたもので,実際にこうして役立ってくれました.
「石川のコシヒカリ」.能美市下ノ江町のあたりで撮った写真です.
しらさぎ は芦原温泉駅まで乗りました.車掌さんが車内改札(検札)をしているのがおもしろかったです.
加賀温泉駅.このあたりは温泉が多いんですね.
県境を越えて,福井県はあわら市の芦原温泉駅に着きました!ここからバスで東尋坊まで向かいます.
観光地特有の写真・イラスト付きの行先表示,良いですよね.
ワクワクします.
「芦原温泉駅起点ロードマップ」.ロードマップというだけあって,交通手段はバスと車に限定されています.方位と縮尺はどこですか??
私は福井のほうには地縁がないので実感が湧きませんが,北陸新幹線の福井・敦賀開業というのは北陸地域にとって一大イベントであるようです.
桐島聡はちゃんと手配解除されていました.
駅舎を出て,東尋坊行きのバスが来るバス停を探し始めました.
「北陸新幹線 ~みんなの力で早期開業~」.この看板を見てようやくわかりましたが,金沢-敦賀間の開通によってようやく北陸三県すべてが北陸新幹線の路線図に含まれるようになるんですね.これはたしかに一大イベントです.福井県の観光収入も跳ね上がるでしょう.
東尋坊行きのバスが来るバス停を探すのに少々手間取りましたが,無事乗車できました.この写真は坂井市三国町平山地区のあたりで撮りました.美しい田園風景が広がっています.
東尋坊
東尋坊に着きました!バスから降りて最初に目についたのは,高くそびえる「東尋坊タワー」です.このあと何度か立ち寄ることになります.
バス停の近くにあった観光案内所で,全国統一観光スポットカード「LOGet!CARD(ロゲットカード)」のNo.0067「東尋坊」が配布されていました.中に入ってみると,気さくな係員さん数名が対応してくださって,「どこから来たか」など,ロゲットカードの受け渡し以外にも話題を振っていただけました*36.
岩場までの一本道はこのような商店街になっており,岩場に近づくにつれて活気が増していき,串焼きなどの買い食いができる露店もちらほらありました.露店の多いところでは心地よい磯の匂いがしました.
SABAE
左右に視線を遣りながら商店街を歩いていると,ふと1つの眼鏡店に目が留まりました.
屋号を「SABAE」というこの眼鏡店(敬称略)は,福井県鯖江市で製造された眼鏡の卸問屋直売店です.
福井県鯖江市は,眼鏡の国内シェアで日本一を誇り,世界三大眼鏡生産地の1つにも数えられる,眼鏡の一大生産地です.すこしでも地理をやったことのある方なら,福井県鯖江市の地場産業といえば眼鏡,というのは知っていると思います.
2日目のスキー場で裸眼で過ごしたせいで少し(物理的に)痛い目を見ていた私は,サングラスに興味を惹かれ,店頭右側の陳列棚をしばらく眺めていました.
「北陸応援割」.陳列棚を眺めていると,これまた気さくな店主さんが出てきて,私に話しかけてくださいました.例によって「どこから来たか」から始まる雑談を終え,「まあ,ゆっくり見てってよ」と仰って店主さんは店内に戻られました.
私はそのあともしばらく店頭のサングラスを眺めたのですが,「せっかく買うならバラエティグッズ程度のものではなく,実用に耐えるものが欲しい」と思い立ち,店内に入って,「スキーや登山に向いているものはないか」などの問答を店主さんと繰り広げました.
店主さんは社交的な方のようで,私がいろいろな眼鏡・サングラスを眺めて逡巡している間もいくつかの話題を振ってくれました.たとえば,「サングラスのレンズには調光・偏光・ミラーの3種類があって,偏光レンズは紫外線を防ぐから,スキーや登山に行く人は皆偏光レンズのを買っていく」といった,眼鏡やサングラスに関する基礎知識など.
店主さんのお話によれば,「最近は東尋坊自体にあまりに客が来ないので困っていて,[筆者註:店頭や店内の商品を]値下げしたのはその影響もある」とのことでした.「新幹線が開通したらまた客が増えるだろうから,そしたら元に戻すかもしれないけどね」と冗談交じりに仰っていました.
店主さんとの会話を楽しみつつ,高額なものも見て回って20分ほど悩んだ末,視泉堂・冒険王 RAY CUT BEAT RC-2B というモデルの偏光サングラスを買いました.たしか4,500円くらいだったと思います.着けてみると私の顔にちょうどよくフィットして,良い買い物をしたなと思いました.必ずしも意識的にやる必要はないと思いますが,地域にお金を落とすのは大事なことだと思います*37.
RC-2B は次回以降,スキーや冬山に行くときには持っていこうと思います.
11時ごろ,東尋坊の岩場前の展望台に着きました.
以下の空白には白文字の文章が入っており,範囲選択すればお読みいただけますが,内容は不快のお裾分けなので読まなくても結構です.
### ここから白文字 ###
あえて書きますが,私が眼鏡店でサングラスを買い終えたタイミングで救急車のサイレンが聴こえました.何があったかはお察しの通りです.おそらく転落事故で,岩場の淵に警察・消防の人が数名集まって,崖下を見下ろしていました.10分ほど経つとレスキューヘリが来て,ロープ伝いに崖下に降りた2人の隊員さんが,2人の間に挟むような恰好で転落した方を引き揚げていきました.私は直接目撃はしませんでしたが,発見者・通報者はトラウマになったでしょうね…….私はこれで岩場に近づくモチベーションがすっかり薄れてしまい,遠巻きに柱状節理の写真を撮るだけ撮ってその場を離れました.
### ここまで白文字 ###
とりあえず自撮りしました.
海外の軍隊の人がよくやっているこのハンドサイン,どういう意味があるのか自分でもよくわかっていません.「ロックだぜ」って感じの意味だと私は勝手に理解しています.
東尋坊の地形と由緒についての説明板.
方位標識です.「三国・東尋坊周辺 自然学習歩道マップ」というのが付いています.驚くべきことに,この「自然学習歩道マップ」には方位と縮尺がきちんと示されています.
この図の右上に描かれている「雄島」という島にこのあと行くことになります.
「名勝 東尋坊」.
風化・侵食が進んでいますが,しっかりと柱状節理だとわかる形をしていますね.
先端が丸く削れた柱状節理というのもなかなかオツなものです.
東尋坊は,輝石安山岩の大規模な柱状節理としては,朝鮮半島の金剛山・スカンディナヴィア半島の西海岸と並んで,「柱状節理世界三大絶勝」の1つに列せられているそうです.しかし,鉱物や岩石を齧っているわけでも地学徒をやっているわけでもない私は,その凄さがいまいちわかりませんでした.
それこそ,私が2023年6月に訪れた伊豆半島の柱状節理のほうが美しかったと思います.まあ,逆に,地球科学を含む自然科学をやっていないからいつまで経っても固体地球に対する解像度が低いままなんだ,と考えることもできますけれど.
伊豆半島は太平洋側であるのに対して,東尋坊は日本海側ですね.日本列島の両岸に柱状節理がみられることからも,この列島が地学コンテンツの宝庫であることがよくわかります*38.
展望台の右手からは,遠方に雄島を望むことができました.
行きたくなってきました.
展望台の右端のところにも解説板がありました.
1968年に書かれた文章なので,文体がやや古いですね.解説板自体の保存状態は半世紀前のものにしては良すぎるので,どこかのタイミングで造り替えたんでしょうね.
「天然記念物及名勝東尋坊」.この石碑を撮ったあたりで雨が降り始めたので,商店街のほうに引き返しました.
どうせ雨宿りをするなら,と思って東尋坊タワーのふもとに来ました.
この古びた感じがとても良いです.
このフォントに萌えました.
さらに拡大してもう1枚.
全景はこんな感じです.
雰囲気がありますね.
売店の品揃えを一通り物色してから展望台に昇りました.展望台入場券は500円でした.
ドーナツ型の展望台を反時計回りで何周かしているうちに晴れました.展望台から撮った写真を以下に掲げます.
雄島です.柱状節理の切り立った岩肌が見えます.
手前には岩場への一本道を囲む商店街,奥には雄島へと延びる半島が写っています.
「弁慶の隠れ穴」と呼ばれる洞窟群(?).
これは「屏風岩」だったかな…….違うかもしれません.
あれは「軍艦岩」で間違いないはずです.私は軍艦岩を見るとすぐにSpotifyを開いて「軍艦行進曲」をループ再生し始めました.
訪問記録ノートがあったので私も書き残しておくことにしました.相変わらずの悪筆です.
「エッセルの防波堤」についての説明文.ネット検索では知ることができなかった情報も得ることができました.
この写真の中央左から細長く伸びるのが当該の防波堤だと思います.
拡大して撮影.この防波堤で間違いなさそうですね.
ふと,海面上に曲線が現れているのが気になりました.海流の影響でしょうか.海のことはよくわかりません.
「みくに湊」についての解説文.こちらもネット検索では知りえなかった情報です.私は江戸・明治期の「河岸(かし)」について調べ物をしたことがあるので,この「みくに湊」には俄然興味が湧きました.
12時を回り,お腹が空いてきたので,展望台から降りて商店街をもう一度歩き,飲食店を探しました.
バス停そばの海鮮料理店「夕なぎ」さんでネギトロ丼を食べました.
昼食後,「東尋坊」バス停からバスに乗り,雄島方面に向かいました.
「安島」バス停で降りました.このあたりは普通の住宅街が広がっています.
反対側からもう1枚.雄島に向かって歩き始めました.
「おたらい坂」という坂道です.
おたらい坂の右手には「やなかべ坂」という坂道もありました.私はやなかべ坂を降りました.
坂を降りた先は漁港になっており,雄島が先ほどよりも近くに見えました.
ほんとうに見事な柱状節理です!!やはりこの造形美には心の底から惹かれますね(猪瀬舞の顔つきになっている).
安島漁港という漁港にいるらしいです.「河岸(かし)」について調べ物をした身としては,この看板の「所在地」の末尾にある「地先」という言葉にビビッと来ますね.
雄島橋の手前には,「雄島散歩」と題する案内板がありました.
ふむふむ.
「国定公園 越前海岸 雄島 福井縣」.
アングルを変えてもう1枚.
「雄島橋からの自然観察」.
雄島橋を渡って,いざ雄島へ!
と,喜び勇んで渡り始めたのはいいのですが,強い海風が横殴りで吹きつけるので,両耳に付けたAirPodsが脱落しないように両耳を抑えながら対岸まで渡る変人ムーブをしでかしてしまいました…….
雄島側に着いてからAirPodsを仕舞い,一旦引き返して,Googleマップ上で見つけて気になっていた雄島隧道を遠巻きに撮影しました.
仕切り直しです.やはりこの柱状節理に目が釘付けになりますね.
良すぎませんか??
エロすぎる.
雄島
「記念碑」.ようやく雄島に入れます.
遊歩道への入口には鳥居が立っています.
また案内板です.
「雄島自然学習歩道マップ 探検の小径」.
鳥居の奥の階段を登ってきたところです.方位標識がぶっ倒れていました.
ナツヅタという植物の写真です.
茂みに囲まれた泥濘の上を歩いていきました.特に理由はないですが,島の外周を反時計回りに1周した格好になります.
茂みを抜けると一気に視界が開けて,海が目の前に広がっていました.
遠くで3つの風車が回っています.
しばらく歩くと,岩場に立ち入れるスポットが見えてきました.
興味津々で接近しています.
「雄島北部の生きものたちと"磁石岩"」.
コンパスを持ってきていなかったので試せませんでした.スマホ内蔵のコンパスは狂ったらいやなので使いませんでした.
コンパス,ミリタリー系の展示即売会「Vショー(ビクトリーショー)」で買ったのがあるので,持ってくればよかったです…….
日当たりがよくないのでわかりづらいですが,どの岩もすごくおもしろい形をしているんですよね.
この,意味不明な形の岩々.板状節理ですね.
この造形が自然から生み出されているというのがおもしろくてたまりません.
また別のところに,海岸ギリギリまで行けるスポットがありました.
行けるところまで行ってから右側を眺めたところの写真です.
こちらは左側.
色んな意味でロックですね~.
遊歩道に戻って歩いていると,遠くに船が見えました.
雄島灯台がありました.
こぢんまりとしていました.
「瓜割の水」.左脇から延びる通路を下って見に行けるようです.
地下水が柱状節理と板状節理の合間を縫って流れ,ある地点に偶然湧き出たのが「瓜割の水」なのだそうです.
左脇の通路から降りてみましたが,左右の景色はさっきとあまり変わりません.
こっちの岩はさっきよりもボリューミーかも.満足したのでまた遊歩道に戻りました.
また茂みに覆われる地帯に入りました.どこかに書いてありましたが,このように個々の樹冠がパズルのような住み分けをして,均整の取れた林冠を形成しているのが特徴的です.私は植生のことは全然わかりませんが,詳しい人が見たら興奮しそうですね.
道中の木に花が生えていました.
大湊神社の本殿のあたりに来ました.鳥居の向こう側に海が見える造りになっています.
鳥居の向こう側に,東尋坊タワーが小さく見えます.
スダジイに注連縄が掛けてあります.
鳥居の前に水たまりができていたので,奥にあるベランダ状のところには行きませんでした.
逆光を避けるため,すこし引いて魚眼で撮影.
こちらが本殿です.埼玉県久喜市鷲宮でTVアニメ「らき☆すた」の聖地巡礼をしたときにも感じましたが,地方の神社は自然に溶け込んでいて,日本元来の自然信仰(アニミズム)の凄みを感じさせられます.厳かな雰囲気があるのです.
「男㠀各方海程碑」.旧字の「㠀」が使用されているあたり,かなり年季の入った石碑であるようです.
干支で十二方位が表されています.
「丑 去能登國福浦三十五里 弘化五年戊申正月」*39.元号「弘化」が使用された期間は1845年から1848年までの約4年間なので,この石碑は弘化5年になってから1848年4月1日の嘉永への改元までの短い期間に設置されたことになります.ロマンを感じますね.
説明板がありました.
本殿の中には「伊邪奈岐命(いさなぎのみこと)」の木像が安置されているそうです.
大湊神社の社務所がありました.いちおう今も使われているのかな?
「大湊神社々務所」.2連続の「社」の2つ目を「々」で省略しているの,おもしろいですね.
注連縄が竹に固定され,参道の両脇の木に架けられています.
遊歩道のスタート地点に戻ってきました!!ちょうど1時間ほどかけて島の外周を歩いてきたことになります.
階段の下はこんな感じ.
左手には大湊神社の社号標があります.「内式 郷社 大湊神社」.
橋のそばまで戻ってきました.
最後にもう1枚.柱状節理と板状節理と日本古来の神社が堪能できる良い島でした.
雄島橋を渡って戻ってきました.
この,巨大な人工物(橋)と巨大な自然物(柱状節理)と宗教建築(鳥居)が1枚に収まる構図,めちゃくちゃ良くないですか?
最高ですね.
ちょっと足を延ばして雄島隧道の手前まで来てみました.
普通に車の往来があります.
ちょっと怖いので隧道の中には入りませんでした.雄島隧道には2016年に観音像が建立されたらしいです*40.
このあと,東尋坊のほうに戻ろうとしたのですが,徒歩だと23分かかるのでバスに乗ることにしました.
バスの待合所です.東京では見かけないので物珍しげに眺めてしまいます.
「安島区掲示板」.
「目安箱」がありました.
「安島」バス停.
「坂井市オンデマンド型交通 イータク」.徒歩移動に難のある高齢者などの需要があるのでしょうか.公共交通はおもしろいトピックがたくさんありますね.
15時ちょっと過ぎにバスが来て,東尋坊に戻りました.
東尋坊タワーの売店で家族へのお土産を買いました.この「眼鏡堅麵麭」には一目惚れしましたね.
亀屋製菓の「福井名物 羽二重餅」.これも買いました.
東尋坊遊覧船の欠航を伝える看板.これは残念でしたね.
と,ここで,Twitterを見ていたら『ゆるゆり』&『大室家』デザインマンホールが本日夕方から富山県各所に設置されることを知りました.
【#ゆるゆり #大室家/一迅社宣伝】
— 一迅社の宣伝課です。 (@ichijinsha_info) 2024年3月1日
\✨マンホール設置決定!✨/
『ゆるゆり』の連載15周年を記念して、
作品ゆかりの地である「富山」に
『大室家』キャラを含む10種類の
デザインマンホールを
寄贈&設置することが決定🎉
本日3月1日(金)より順次、
富山市10ヶ所に設置予定です! pic.twitter.com/xM1mrPoHnz
これは行くしかない,と思い立ち,急遽予定を変更して,金沢駅から直接東京に帰らずに富山駅に寄るルートを策定しました.
数分後にバスが来たので乗車しました.
はい.完全にやらかしました.バスの方向を間違えて「三国駅」バス停に来てしまいました…….
気を取り直して芦原温泉駅行きのバスが来るバス停を探し,乗車しました.
時刻は16時18分,若干無理のある旅程ですが,行くなら今しかないと思っていました.
芦原温泉駅に着いてからダッシュで駅のホームまで向かい,すんでのところで特急しらさぎの金沢駅行き に乗り込むことができました.限界旅行ですね.
金沢駅まで戻ってきました.
金沢駅構内のコインロッカーに預けていた荷物を回収しました.
復興支援への感謝を伝える金沢駅のポスター.このあと新幹線に乗車しました.
富山駅に着きました!ちなみに,金沢-富山間の車内で,前日に別れた北陸残留組のうち2名と偶然出会っています.
あまり時間に余裕がなかったので,一迅社のツイートを見ながら急ぎ足で富岩運河環水公園に向かいました.
かなり幅広の歩道ですね.おもしろい街づくりです.
川です.神通川の支流ですね.
『ゆるゆり』&『大室家』デザインマンホール
本節で扱う『ゆるゆり』&『大室家』デザインマンホールの詳細については,以下2つのリンク先のWebページをご参照ください.
『ゆるゆり』&『大室家』デザインマンホールの設置箇所は4エリアに分類されており,私はそのうちの1つ「富山駅周辺エリア」の4種を撮影しに来ました.4種の内訳は以下の通りです.
富岩運河環水公園に着きました!早速,地図を頼りにマンホール探しを始めました.
天門橋が見えますね.
きれいにライトアップされています.
天門橋のそばまで来ました.立派な橋ですね.
暗いのもあって,『ゆるゆり』マンホールを探すのには一苦労しました.ハローキティのマンホールは目立つところにありました.
雨も降ってきましたが,めげずに捜索を続けます.
ありました!!『ゆるゆり』の主人公「赤座あかり」のマンホールです.ちなみに,このマンホールは印刷不良の個体で,両目の上の本来肌色に塗られるはずだった2ヶ所が,髪と同じ明るい茶色に塗られてしまっています.レア個体の写真を撮れたと思えば悪くはないですねw.
ちゃんと正面からも撮りました.
参考までに,「赤座あかり」マンホール周辺の写真を以下に3枚掲げます.
運河の中洲の小島ではなく,橋を渡った先の対岸にありました.
別のところにポケモンの「マーイーカ」のマンホールがありました.
「Take Off from Toyama Land in Toyama」.天門橋の支柱のライティングです.
ここから8km離れたところに富山きときと空港という空港があるみたいですね.バスで40分ほどで行けるようです.
『ゆるゆり』の登場人物「杉浦綾乃」のマンホールがありました!設置されたばかりなので,カラーコーンで囲われていて近づけませんでした.
仕方なく拡大して撮影.
このマンホールも不良個体で,「杉浦綾乃」の,こちら側から見て右側の目の右上の部分が,肌色に塗られるはずが髪と同じ紫色に塗られてしまっています.ちょっと残念w.
「富山駅周辺エリア」の残り2種を探すために富山駅前まで戻ってきました.
残りの2種は駅の反対側にあったので,駅構内を通過しました.
お洒落な垂れ幕です.
ありました!!『ゆるゆり』の登場人物「歳納京子」のマンホールです.『ゆるゆり』のキャラクターの中では一番好きですね.
こちらも正面から撮りました.
参考までに,「歳納京子」マンホール周辺の写真を以下に2枚掲げます*41.
GiGOの店舗もあるんですね.けっこう住みやすそうな街です.
富山駅近辺の様子.
路面電車が走っています.
ありました!『ゆるゆり』の登場人物「池田千歳」のマンホールです.
正面からの写真です.このあとすぐに他の巡礼者の方が1人来たので,場所をお譲りしました.
これで,『ゆるゆり』&『大室家』デザインマンホールの「富山駅周辺エリア」の4種をコンプリートしました!非常に満足しました.
帰りの新幹線が来るまで40分ほど時間があったので,富山駅構内を散策することにしました.
富山駅と繋がっている商店街です.左側の「きときと市場 とやマルシェ」には土産物店が,右側の「とやマルシェ のれん横丁」には飲食店が軒を連ねていました.
新幹線の車内で食べるお弁当を買ったところで,ついにこの時が来ました.東京へ帰るのです.
2044発のはくたか・東京行き の普通車(自由席)に乗ります.
北陸応援フリーきっぷを4日間使い倒した旅でした.楽しかったな.
顔出しパネルがありました.
「AMAZING TOYAMA」.
ホームに上がってきました.「つるぎ号」,かっこいい名前ですね.
時刻は20時19分.新幹線が来るまではまだ20分ほど時間がありました.
駅名標です.
東京行きの新幹線が来ました.名残惜しいですが仕方ない.
夕食は「きときと市場 とやマルシェ」内にある「千里山荘 とやマルシェ店」さんで買ったお弁当です.
しかし,北陸応援フリーきっぷの有効期間最終日のはくたか最終便まで北陸に居座ったのには,自分でもちょっと驚きましたねw.
地元の食材がふんだんに使われたお弁当です.
家族へのお土産です.木村屋パン店の「眼鏡堅麵麭」と亀屋製菓の「福井名物 羽二重餅」に加えて,冷蔵庫に貼れるタイプの東尋坊が描かれたマグネットを,3つとも東尋坊タワー内の売店で買いました.
「眼鏡堅麵麭」の説明書き.
今回の旅行で大活躍してくれた北陸応援フリーきっぷです.自宅最寄り駅の改札に吸われてしまいました…….
ゴール:東京駅
東京に帰ってきました.
お土産に買って帰った東尋坊のマグネットは,自宅の冷蔵庫のマグネットコレクションに仲間入りしました.
「奇勝 東尋坊」.
総括
次回来訪時にやりたいこと
いろいろあります.この節には後々追記するかもしれません.
次回来訪時に行きたいところ
- 糸魚川ユネスコ世界ジオパーク
- 白川郷
- 相倉民俗館
- 相倉伝統産業館
- 坂井市旧・三国町(三國湊)*42*43
- 『駒田蒸留所へようこそ』の聖地
- 三郎丸蒸留所
- 『true tears』の聖地
- 『ゆるゆり』&『大室家』の聖地
- 『ゆるゆり』&『大室家』デザインマンホール全種
- 富岩運河環水公園
- 「とやまビューポイント」各所
行きたい関連イベント
見たいご当地アニメ
- 駒田蒸留所へようこそ
- true tears
- サクラクエスト
- 恋旅~True Tours Nanto~*44
- ゆるゆり
知見
- スキー初心者はいきなり上級者向けコースを滑るべきではない
- スキー場や冬山では,偏光グラスのゴーグル・サングラスを着用すべきである(雪目防止のため)
- バスを多用する旅行では,あらかじめ多量の小銭を用意すべきである(乗降時の清算がスムーズになるため)
- 地方を旅行する際は,公共交通機関を利用するよりも自動車を運転したほうがよい(移動時間を節約できるため)
- 宿泊費はケチるべきではない(快活クラブ等のネカフェよりもカプセルホテル等のほうが快適であるため)
- 行動食は有用であるから必ず携行すべきである
- 旅行は1週間以上前から入念に計画すべきである
- 3泊4日の旅行には40,000-50,000円かかる(今回の往復の交通費20,000円は除く)
余談
この記事は4日間の旅行を一纏めにしましたが,2日以上にわたる旅行の記事は1日ごとに分けて執筆したほうがいいかもしれません.次回は分けて書いてみます.
あと,なるべく旅行が終わってからすぐに執筆したほうがいいですね.記憶が薄れてしまっては元も子もありません.
これは別件なのですが,今回の北陸旅行を通して,お出かけのテーマを新たにいくつか思いついたので,以下にメモしておきます.
*1:同行者の後ろ姿が写っているため,写真を一部加工しています.
*2:余談ですが,北陸三県のあたりは,日本語の方言の東西境界の西側に入るようで,道中で見聞きした言葉はなんとなく大阪・京都の関西弁に近いような印象を受けました.私の父と父方の祖父母家は富山弁の話者です.たとえば,私の祖父は「○○を持ってきてほしい」と言うときに「○○を持ってこられぃ」と言っていました.日本語の方言について新書を何冊か読んでかじってみてもいいかもしれません.
*3:cf. TVアニメ「ヤマノススメ サードシーズン」ED「色違いの翼」
*4:同行者が写っているため,写真を一部加工しています.
*5:cf.
*6:富山県 2024.「世界文化遺産 ~なつかしき日本の原風景~五箇山合掌造り集落」
https://www.info-toyama.com/stories/gokayama
(最終閲覧日: 2024年3月5日)
*7:富山県 2024.「とやまビューポイント(ふるさと眺望点)」
(最終閲覧日: 2024年3月5日)
*8:cf.
*9:GOKAYAMA BASE 2022.「GOKAYAMA BASEについて」
https://www.gokayama-base.com/
(最終閲覧日: 2024年3月5日)
*10:方位と縮尺が無いので,厳密には「地図」ではありません.
*11:キッコーマン株式会社 2024.「しょうゆの地域特性」
https://www.kikkoman.co.jp/enjoys/soysaucemuseum/area.html
(最終閲覧日: 2024年3月5日)
*12:農林水産省 2023.「こいくち醤油(しょうゆ)、うすくち醤油について教えてください。」
https://www.maff.go.jp/j/heya/kodomo_sodan/0406/05.html
(最終閲覧日: 2024年3月5日)
*13:なにか良い移動記録アプリがあればコメント・Twitter等にてご教示ください.Swarmはやっています.
https://www.mlit.go.jp/notice/noticedata/sgml/041/77000049/77000049.html
(最終閲覧日: 2024年3月5日)
*15:国土交通省 1991.「新山村振興対策の実施について」
https://www.mlit.go.jp/notice/noticedata/sgml/041/77000055/77000055.html
(最終閲覧日: 2024年3月5日)
*16:たいらスキー場では,複数のレンタルショップやロッジが商売合戦をやっているようです.
*17:株式会社リクルート 2024.「雪マジ!19 SNOW MAGIC by じゃらん」
https://majibu.jp/yukimaji19/pc/
(最終閲覧日: 2024年3月5日)
*18:留年・浪人等でダブっていた人は半額だった気がします.
https://www.pref.toyama.jp/1605/sangyou/nourinsuisan/noukan/kikinkatsudo/tonami/sakuragaike.html
(最終閲覧日: 2024年3月7日)
*22:そういうサークルなので.
*23:(山小屋で高山病の雪村あおいを介抱する斎藤楓が「シーッ」と言うアニメキャプ)
*24:同行者の後ろ姿が写っているため,写真を一部加工しています.
*25:同作品のモデルとなっている若鶴酒造・三郎丸蒸留所は油田駅から徒歩1分で行けます.とんだニアミスですね.cf. 映画『駒田蒸留所へようこそ』公式サイト - GAGA
三郎丸蒸留所 - 工場見学・アクセス
*26:城北中高ラジオ部 JR1ZQL・JA1YAX
*27:cf.
*28:本図は国土地理院の地理院タイルに「自分で作る色別標高図」を重ねて作成・引用した.
https://maps.gsi.go.jp/index_m.html
(最終閲覧日: 2024年3月5日)
https://maps.gsi.go.jp/index_m.html
(最終閲覧日: 2024年3月5日)
*31:遊就館には「海軍所属艦の航海の無事を祈り,一万人の女性の髪で編まれた一筋縄」のような特級呪物クラスの史資料がたくさんありました.
*32:通行人の顔が写り込んでいるため,写真を一部加工しています.
*33:通行人の顔が写り込んでいるため,写真を一部加工しています.
*34:学割も登録されたので,おそらく本人確認書類の確認作業は人力でやっているんだと思います.露出狂的な悦びを覚えました(最悪).
*35:通行人の顔が写り込んでいるため,写真を一部加工しています.
*36:飛び降り防止のためにそのような質問をすることが奨励されているのではないかと勘繰ってしまいましたが,根拠のない憶測なので,シンプルな好意として受け止めておきます.
*37:セールスに負けたという冷めた見かたもできるかもしれませんが,私は「SABAE」さんに最初から何か1つ買うつもりで立ち寄ったので,結果オーライだと思っています.
*38:cf. TVアニメ「ヤマノススメ サードシーズン」OP「地平線ストライド」
*39:強調は筆者による
*40:福井新聞 2016.「神秘の岩穴に観音像 雄島隧道に永遠願い建立」
https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000006196
(最終閲覧日: 2024年3月7日)
*41:通行人の顔が写り込んでいるため,写真を一部加工しています.
*42:cf.