Homura's odekake diary

地理と地学と聖地巡礼

多摩ニュータウン - 2024/02/13

多摩ニュータウンに詳しい方にお誘いいただき,多摩ニュータウンを歩いてきました.

前哨戦

文学部入試の日に明大前駅で乗り換えて,京王永山駅に向かいました.リュックに早大のラバストを付けているのでかなり害悪ですね…….

多摩川を高架橋で通過しました.水面がきれいですね.

京王永山駅に着きました.

当日は複数人で行動したのですが,京王永山駅に到着した時点では集合時刻まで30分ほど時間がありました.せっかくなので,駅周辺を散策してみることにしました.

「クリナード永山」という商業施設の脇を通って,小田急永山駅の遠景を撮った写真です.

歩道橋の反対側には,何やら広い更地がありました.この歩道橋は「やすらぎ橋」というらしいです.

さらに歩いて,右手に街を一望できる道まで来たところで,遠くに富士山を見つけました.

このように遠くに山々が連なっているのが,多摩地域の景観の特徴の1つであるように思います.都心のほうではどこを見てもビルかマンションしかありませんからね.

先日,ヤマノススメ聖地巡礼飯能市を訪れたときには,天覧山から富士山を眺めることができなかったので,山に登らなくても見えるものなのかと拍子抜けすると同時に,かなり気分が高揚しました.

先ほどの道を一旦引き返してきたところで撮った写真です.このように高低差の大きい街並みが,丘陵地である多摩地域の特徴の1つであるように思います.

このあと,駅方面に引き返して,反対側を見て回りました.

駅の出入り口のすぐそばから撮った「クリナード永山」です.

駅の反対側に出て最初に目についたのは,「プラザ永山」の建物です.ハイフン付きの番号が振られており,当該の建物は「1-3」でした.

通路をすこし歩いて,駅の出入り口方向を撮った写真です.高架駅なので当たり前ですが,地上2階の高さに出入り口が設けられ,商店街と接続されています.

当該の通路はアミューズメント施設が入った建物へと続いていました.中央に見える緑色の看板はそこに入居している銭湯のものです.

「竹取の湯」というらしいです.銭湯なるものを普段ほとんど見かけないので,かなり興味をそそられました.

広い通りの上のところまで歩いてくると,左手に日本医科大学という大学の病院が見えました.同大学の施設と思しき建物と歩道橋で接続されているのがおもしろいですね.

スタート:京王永山駅

集合時刻が近づいてきたので,京王永山駅構内に戻り,事前に伝えられていた服装の人を探して話しかけました.例によってTwitterの画面を見せ合うコミュニケーションが発生しました.

全員の自己紹介が済んだあと,諏訪2丁目方面に向かって歩き始めました.

諏訪2丁目

傾斜地に段状に建てられた建物が目を惹きました.

しばらく歩いて,2階建ての建物に様々な商店が入居している場所に来ました.商店街……と言いたいのですが,1階のほとんどにシャッターが降りていました.いわゆるシャッター通りです.端に入居している和菓子屋さん(?)は営業していました.

送電線の下を通りました.自分が電気電子工学科でパワエレをやっている世界線を妄想しました.

見ろ,車がゴミのようだ!

比較的大きい商業施設があるところに来て,上述の多摩NTに詳しい方から解説をいただきました.ネタバレになってしまうので,その内容は本稿では割愛します.膨大な文献調査・フィールドワークの成果にタダ乗りさせていただいている感覚がありました…….

ひときわ背の高い建物のふもとに,色々な個人商店が入居しています.

これらの事業者のうち,2件ほど特徴的な店舗があったのですが,ここではその説明は割愛します.

べらぼうに安い自販機です.100円を切っているのを見たのは初めてではないと思いますが,それでも人生で数回程度です.

このように,およそ6回建ての白い建物がほぼ等間隔で並んでいました.

瓜生緑地というところを歩道橋で通過しました.通学路の途中にこういう水場があるとエモくて良いと思います(サブカルくん).

貝取北公園という公園の出入口にあったゴミ箱(?)です.草が生えています.

さらに歩いて,車道の直上を歩道橋で通過しました.この車道は上下に波打っているのが伝わるでしょうか.

貝取さんぽ道」という道を歩きました.ところで,「貝取」という地名の由来はどのようなものなのでしょうか.貝化石が出土したんですかね.

「3-3-4」の番号が振られた建物がありました.みんな喜んでいました.

エモすぎます.

医者村橋という橋を渡りました.橋の先には歯科医・内科医などが集積した地区がありました.

このあたりには5回建ての茶色い建物が多かったです.

落合

恐竜橋という橋を渡ったところでまた解説をいただきました.

高級住宅街っぽさが出ています.

宝野公園という公園に来ました.街路樹の延びる先に富士山が見えますが,同行者の方のご指摘によれば,この公園は富士山をランドマークにすることを目的に設計されたのかもしれないとのことでした.

見えてはいるのですが,先っちょしか見えていません.

エモあるよ(笑).

公園を通り抜けてしばらく歩くと,非常におもしろい造形のスロープが歩道橋から見えました.バリアフリー設計なのでしょう.この写真を撮った時刻は1200で,このあたりからだんだんと暖かくなってきました.

鶴牧東公園という公園に来ました.この丘はWindows XPのアレに似ているらしいです.

全員で登頂しました.頂上から街を見渡してみると,各地区の建物の階数・塗装がほぼ統一されているのがわかります.これってヤマノススメですか?

どこを見ても高低差を感じさせる景観が広がっています.非常に楽しい街歩きです.

多摩センター

多摩センターと呼ばれる地区に来ました.

パルテノン多摩

上の写真に写っている建物は「パルテノン多摩」です.建物の中で各自休憩をとりましたが,「パルテノン多摩ミュージアム」という施設で企画展「多摩ニュータウンノ色」が開催されており,非常に興味深かったです.

常設展のほうにも多摩NTの地形・地質についての展示などがありましたが,すべてを隈なくチェックする時間はありませんでした.次回来訪時にはすべての解説文に目を通したいと思います.

階段の上から多摩センター駅方面を写した写真です.駅周辺は多少賑わっているのがわかります.

このあと昼食を摂るための店を探すことになり,駅前の商店街を歩きました.

イトーヨーカドーの店舗がありました.

多摩センター駅周辺には大規模な商店街が立地していました.この写真の奥のほうにはサンリオピューロランドが見えます.駅周辺が賑わっていたのは同施設の集客効果の影響もあると思います.

日高屋で辛いラーメンを食べました.写真のラーメンは640円でした.出先で均質な食事を求めるなら,700円以上かかるマック等に行くよりも日高屋に行ったほうがいいのかもしれません.

「京王多摩中心」,「社会主義核心価値観」の"社会主義核心"の部分にちょっと似ている気がします.こじつけすぎかな.

京王堀之内駅

へんなオブジェがありました.このあたりの地区に関する詳しい解説をいただきましたが,本稿では割愛します.

せせらぎ緑道

「せせらぎ緑道」という親水空間の歩道を歩きました.

入口周辺は両岸を舗装されており,味気ないなと思いました.

せせらぎ緑道の「中間」地点に説明板がありました.

非常にえっちだと思います.

別所お月見公園という公園のあたりからは,自然に近い景観を演出する工法に変わっていました.

大きな池がある広場に出ました.

長池見附橋

長池見附橋という橋のふもとまで来ました.この橋についても解説がありましたが割愛します.

こういう構造物は真正面から撮りたくなります.

橋の下を通り,階段を登って,さらに奥に進みました.この写真の中央下に写っている円形のところ,ファンタジーアニメで魔法陣が展開されそうな造形ですよね.

長池公園

このあたり一帯は長池公園という公園の敷地であるようです.

バードウォッチングができるようです.『しあわせ鳥見んぐ』,また買えてないんですよね…….バードウォッチングは,6x30の双眼鏡は持っているので始めようと思えば始められます.

「雑木林トレイル」というのがあるらしいです.

これってヤマノススメですか??

長池ネイチャーセンターという施設に来たところで小休止しました.養護施設が併設されていた気がします.

館内には多摩ニュータウンジオラマや,当地に生息する生物の標本,川魚の入った水槽などがありました.

公園から出てきてしばらく歩き,別所坂公園という公園を通過しました.このあたりは高層の建物が多かったです.

大沢駅

大沢駅に着きました.ここでも解説をいただきました.

駅前にはバスロータリーがあります.

有名な事業者が多数入居している大型の建物がありました.

私の記憶の限りでは,この写真は,先ほどの写真と同じ建物の内部を写したものであるはずです.中心が吹き抜けになっていました.

このあと,近くにあるおもしろい構造物をご案内いただきましたが,本稿では割愛します.

私は電車のオタクではないのですが,こういう線路はカッコいいと思います.

東京都立大学の南大沢キャンパス前に来ました.指で「都立」の2文字を隠して撮ったり,早大の学生証と一緒に撮ったりして遊びました.

国公立大学の前期入試が近いので,入構制限について伝える立て看板が置かれていました.

やはり高層の建物が多いですね.

鑓水

鑓水地区を歩きました.この写真に写っている道路には歴史的コンテクストがあり,それについての解説をいただきましたが,本稿には掲載しません.

各自感想・意見を交換してから解散しました.バス停「水甫緑地」からバスに乗車し,南大沢駅に戻りました.

ゴール:南大沢駅

大沢駅前で月を撮りました.日没が近く,空がやや暗くなっていたので,地球照も若干写っています.

謝辞

本稿に掲載した多摩NTの様々な景物は,冒頭にてご紹介した方の文献調査・フィールドワークの成果なしには見ることができなかったものです.この場を借りて深くお礼申し上げます.

らき☆すた聖地巡礼@鷲宮 - 2024/01/05

鷲宮でTVアニメ「らき☆すた」の聖地巡礼をしてきました。

ルートはこちらを参照してください:

maps.app.goo.gl

新宿からの電車(JR湘南新宿ライン快速)を久喜で降りて、東武伊勢崎線に乗り換えました。

スタート:鷲宮駅

鷲宮駅に着きました。

こういうメタリックな電車、かっこよくて好きですね。

学校の最寄り駅がこういう駅だといいですよね。私の学校の最寄り駅は上板橋駅だったのですが、駅のすぐ近くにパチンコ屋があって、風情もへったくれもありませんでした。

観光案内地図がありました。方位と縮尺が示されているのでれっきとした地図ですね。

鷲宮神社の説明にはらき☆すたの聖地である旨も書かれています。

本日は晴天なり。

東口から出てきました。

染谷商店(駄菓子屋)

鷲宮駅東口の目の前にあった駄菓子屋が目に留まりました。染谷商店さんというらしいです。レンタサイクルもやっているようです。

店のほぼ全面にらき☆すたのポスターやファンアートが掲げられていました。

ハルヒらき☆すたの「原作20周年記念イベント」が行われているようです。2/4と3/9-24のイベントは行こうかな。

入口脇にらき☆すたの同人誌が置かれていました。

限定グッズもいくつか置かれていました。街路灯フラッグ、タペストリーみたいなものなんでしょうか。

「南河原スリッパ」、おもしろいですね。こういう地場産業は好きです。

店内にはダンボールで手作りされたらき☆すたのキャラクターパネルが所狭しと飾られていました。

「大聖リース」さんが制作されたものであるようです。ほぼ毎年作ってくださっているとか。

店主と思しき方に話しかけて頂いて、十数分ほど立ち話をしました。「大聖リース」さんの話に始まり、店の窓に掲げられているファンアートを描いてくださった方についてのお話を聞き、2008年頃の新聞の切り抜きを見ながら当時の盛況ぶりを伺いました。らき☆すた人気のピーク時には初詣に約400万人もの参拝客が訪れたそうです。

らき☆すたの聖地となった鷲宮聖地巡礼ツーリズムの先駆けとなり、店主さんのお話によれば、埼玉県大宮市や茨城県から行政の方(?)が町おこし事例として調べに来たこともあったそうです。例えば、埼玉県でいうと秩父は『あの花』の聖地として知られていますね。

一方、近年は京アニ事件や鷲宮神社の鳥居倒壊、コロナ禍といった出来事が続いており、客足が減ったと仰っていました。2023年度から行政のほうでもコロナ禍が明けたと声明を出しているのもあって、今後観光業も復調するでしょう、という話をして別れました。

鳥居は2021年に再建されているようです。

染谷商店さんで買った物品です。

川沿いを歩いて鷲宮神社に向かいました。

宮前橋

宮前橋が見えてきました。

欄干は赤く塗られていますね。

塗装はきれいに維持されていると思います。

橋の上もアスファルトで舗装されているので、橋を渡っているという感じはあまりしませんでした。

橋の両側の眺めです。河岸はコンクリ剥き出しではない工法(?)なのがいいですね。景観に配慮している感じがします。

電柱に想定浸水深の表示がありました。利根川氾濫の想定でしょうか。

2.7mってなかなか高いですよね。

鷲宮神社に近づいてくると、電柱には先述した街路灯フラッグが提げられていました。

こちらは柊かがみ

大西茶屋

鷲宮神社の手前に「大西茶屋」という茶屋がありました。

鳥居のすぐ前にあります。

少し喉が渇いていたので、甘酒を1杯買いました。

先ほどの大西茶屋遠景の写真の右下に写っていますが、久喜市らき☆すたのマンホールを市内数ヶ所に設置しているようです。

絵馬型の石碑もありました。

現存するのかわからないバス停。

予約制ではありますが運行しているようです。

鷲宮神社

鳥居の目の前に電柱があるので、きれいに撮るのが難しかったです。

楽殿という建物に耐震改修工事を施すようです。

鷲宮神社と指定文化財についての解説文がありました。

遺跡があるらしいです。

光天之池

光天之池という名前の池がありました。

私は神道を含め全ての宗教を信じていないので、眉が唾でベトベトになってしまいました。

地理院地図を見てみると、たしかに湧水が出てきそうな感じはあります*1

ちょっとした凹地みたいになっています。

祠があります。

久伊豆神社

久伊豆(ひさいず)神社という神社がありました。鷲宮神社の境内にはこの他にもいくつか神社がありました。この神社は良縁成就の御利益があるようです。

水飲み場がありました。

渇水のため使用できないようです。

参拝列に並びました。

天気予報を見て快晴の日を狙って来た甲斐がありました。

御朱印

せっかくなので御朱印をつけて頂くことにしました。

今後、聖地巡礼のついでに参拝する神社では御朱印をもらうようにします。御朱印ツーリズム、アリですねぇ。

八幡神社

八幡神社です。天皇が祀られています。

参道の脇に歌が刻まれた石碑がありました。

たしかここだったと思いますが、祠の後ろに鉄道が走っており、"エモ"を感じました(サブカルくん)。

鹿島神社

境内の奥のほうに、林の中に続く参道がありました。

入口の様子です。

鹿島神社です。御利益は武運長久。陸軍分列行進曲が脳内再生されました。

www.youtube.com

稲荷社

稲荷社です。御利益は五穀豊穣。至れり尽くせりですね。

神明神社

いちばん奥のところに神明神社がありました。

林保全はいいことだと思います。

出口の近くに歌碑がありました。

神輿

神輿です。最近は祭りの季節でもあまり見ないですね。

ゴヨウツツジ

ゴヨウツツジという草が生えていました。

諏訪神社

諏訪神社です。御利益は盛業繁栄。鷲宮神社の境内だけで御利益フルコンプできるのでは?

栗島神社

栗島神社です。御祭神が多いですね。

絵馬

合格祈願や実名での署名など、個人情報が含まれる絵馬が少なからず見受けられたので写真は掲載しません。

美水かがみ先生が描かれた絵馬もありましたので、ご自分の目で確かめてみてください。

マンホール

鷲宮神社前のマンホールの写真を再掲します。このマンホールのマンホールカードがあるので、それを受け取るために久喜市鷲宮総合支所へ向かいました。

生活圏の中に水路があるの、憧れるんですよねぇ……。

久喜市鷲宮図書館・郷土資料館

途中に郷土資料館があったので寄り道しました。飯能でも同じことをしましたね。

おもしろい提灯です。

常設展示を見ましたが、栗橋地区の水塚や鷲宮神社の寛保治水碑(見逃してしまいました!)についての解説が興味を惹きました。

あと、縄文海進以降もギリギリ陸地になっていたところに貝塚があったとかなんとかいう分布図もあって、興味深かったですね。

この時はややお腹が空いていたため駆け足気味になってしまったので、次回来訪時にはじっくりと解説を読もうと思います。初回の巡礼でこういうコンテンツをフルコンプしてしまってもつまらないですし。

地域の中学校の生徒が書いた職場体験レポートが10枚ほど壁に貼られていたのですが、そのうち久喜中学校の1人が書いたものが充実しており、地理学徒になる素質があるような気がしました(何様?)。

久喜市鷲宮総合支所

マンホールカードを受け取るため、久喜市鷲宮総合支所に来ました。立派な建物ですね。

2階の下水道施設課で受け取りました*2

昼食を抜いて羊羹2個で済ませてしまっていたので、以前から気になっていたラーメン山岡家に向かいました。

葛西用水路

葛西用水路という用水路がありました。

「コスモスふれあいロード」というのもあるらしいです。

やはり利根川の水利は重要なんですね。分水工が気になるので、次回来訪時にチェックしたいと思います。

葛西用水の標識。

この辺りからは幅の広い車道沿いに歩いていきました。

こういう蓋のオタクもいるんですかね。

ダイソーの店舗がありました。

鷲宮神社の案内板がありました。そういえば鳥居の前の車道に行列ができていましたね。

ラーメン山岡家 鷲宮

山岡家の看板が見えてきました。

ワクワクしています。

いざ入店。

期間限定のモツ味噌ラーメンを麺マシ、モツマシ、白髪ネギマシ、硬め濃いめ多めで注文しました。おいしかったです。

メロンソーダも買いました。

歩道橋からの写真です。店を出ると外は暗くなっていました。

山岡家のラーメンは、麺と具とスープが3つとも美味しかったです。都心にあればリピートしたいですが、郊外にしか立地していないんですよね……。

引き続き、車道沿いを東鷲宮駅に向かって歩きました。

途中、百観音温泉の看板が目に付きました。

次回来訪時には入りたいです。

ゴール:東鷲宮駅

東鷲宮駅に着きました。

こういう駅名表示をパシャパシャ撮りがちですが、電車のオタクではないです。

駅名標です。新宿方面の電車に乗って帰途に就きました。

総括

次回来訪時にやりたいこと

  1. ツンダレうまからソース つかさ味の購入

次回来訪時に行きたいところ

  1. 鷲宮神社境内にある寛保治水碑
  2. らき☆すたマンホール全種
  3. 郷土資料館(常設展示をじっくりと見たい)
  4. 百観音温泉
  5. 分水工

行きたい関連イベント

  1. 2024/02/24および2024/03/09-24に行われる、ハルヒらき☆すたの原作20周年記念イベント

コミックマーケット103 - 2023/12/30-31

コミックマーケット103に行ってきました。両日参加です。

概要

コミケはC102が初参加で、今回は2回目になります。先延ばし癖と計画性のなさが祟り、両日とも当日券での入場となりました。どちらも待機列に着いてから入場するまでに3時間ほどかかりました。

これは余談なのですが、外国人の出店者さんとの会話でしどろもどろしてしまい、英語のスピーキング能力がリスニング・リーディング能力と比べて明らかに足りていないのを痛感しました……。24年度春学期は英語の授業を取ろうと思います。

こんな会話をしました:

"I...I'd like to buy this one...."

"Ah...sorry, it's already sold out"

"Ohhh.......so...uh...I'd like to...take this one, instead"

戦利品

戦利品ですが、中2~高1の頃に大好きだった武装JKに最近またハマりだしているので、武装JKの本を沢山買いました。

1日目

かずちんさんほか 2023. みんなの わ〜. エスクリエイトシステムズ. 36.
うめか 2023. わたあめの恋は淡く溶ける. ヒノマル弁当. 40.
FTE 2023. タクティカルアーカイブ!. FTE. 30.

猪瀬舞合同本は外せなかったですね。恋アスを描いてくれる絵師は貴重です。私にとって恋アスは原点にして頂点です。

他には、最近Twitter(現X)でイラストを見て絵柄が気に入ったうめか先生、武装JK絵師のFTE先生の本を買いました。1日目は好みのジャンルの出店が少なかったですね。

2日目

ほりこう 2023. ソビエト連邦軍女性将兵の軍装1970-1991. 絢正舎. 20.
ほりこう 2021. Юрукян★. 絢正舎. 22.
ほりこう 2018. ソビエト連邦軍の制服. 絢正舎. 56.

ほりこう先生のイラストは中高時代によく拝見していた記憶があります。ソ連将兵×ゆるキャン△のイラスト、性癖に刺さるんですよねぇ。ゆるキャン△の女の子たちが軍人と一緒に描かれることで、相対的に守るべき、守られるべき存在であることが強調されて、かわいさを引き立てているというか……。

ハンコノヒト 2023. GUN x JK 6. まるやきサーモン. 20.
Samaru_ASGL 2023. ガルガンデポ vol.4. ガルガンデポ. 24.
daitoほか 2023. 銃✕女子+α. バイキングころにぃ. 24.
パsuda 2023. Lick'em Tomorrow, Though. MANU. 16.

武装JK、たまりませんねぇ。個人的には、武装JKが流血しているところは見たくないので*1、被弾すると弾の麻痺効果で無力化されてしまうけれど強化人間なので傷はつかない、みたいなのがいいです。

だいたい怠惰 2023. 放課後武器屋ライフ 0.5. 盛田兵器開発. 28.
Erica 1940 et al. 2023. Aluminum Clouds(B5 Novel/Artbook). Erica. 58.
ふみこ 2023. Home Plate. さわら農園. 28.
赤井さしみ 2023. 丸時々四角. 赤井製作所. 16.
赤井さしみ 2023. コルクコースター. 赤井製作所.

私はきららっぽい絵柄も好きなのですが、ふみこ先生や赤井さしみ先生のような丸っこい絵柄も好きです。ゆるゆり的な。

会場の様子

1日目

国際展示場駅の改札階に上がると、ガルパンの垂れ幕が目を惹きました。他にも色々な作品の垂れ幕が提がっていましたが、人の流れが速かったのでじっくりと見渡す時間はありませんでした。ブルアカの女の子たちに見送られ、東京ビッグサイトに突撃です。

手書きの立て看板の指示に従い、西南に転進しました。

Вставай, страна огромная,
Вставай на смертный бой
С фашистской силой тёмною,
С проклятою ордой.

≪Священная война≫が脳内再生された瞬間でした。

タテカンに書かれていた「西南の最後尾」というのが案外遠くて、かなりの距離を歩きました。

途中でゆりかもめ東京ビッグサイト駅」の横を通りました。

大きな橋の上に最後尾がありました。この写真の右側に長大な列が続いており、一目見た瞬間に絶望しました。会場での滞在時間は1時間も取れないのではないかと……。

待機列の最後尾に着きました。厳密には最後尾に向かっている途中の写真かもしれません。

すごい人口密度です。

後ろを振り返ると、自分の前よりも長いであろう列が橋の向こうまで続いていました。あと1時間遅く来ていたら本当に詰んでいたと思います。

会場に近づいてきました。

階段を登り、当日券販売所が見えてきました。

リストバンド(当日券)を買って、入場待機列に並びました。買ったらすぐ入れるものと思っていたのですが、今度は「入場待機列」に並ぶ必要があるということで、事前購入しないことによるデメリットとしては十分すぎると感じました。

最初の待機列に着いてから約3時間で入場し、東ホールに向かいました。

猪瀬舞合同本を手に入れてご満悦です。続けて西ホールに転進しました。

16bitセンセーション、エロゲのアニメでしたっけ?1話で切ってしまいましたが……。

西ホールに入りました。C102でも来ているので見覚えのある光景ではあります。

飲み物を買い足そうと立ち寄った自販機で、コミケ限定のお茶が売られていました。250円というボッタクリ価格です。

限定ものに弱いので買ってしまいました。

帰り際に某大きらら同好会の会長さんとエンカしてちょっとお話をしました。

帰りは国際展示場駅方面に向かったのですが、16時を過ぎていたので案の定入場規制が行われており、長く並びそうだったので列を抜けて有明駅のほうに向かいました。

明らかに有明駅のほうが空いていますね。これで20分くらいセーブできたと思います。

有明駅に向かう途中でこんな公園を見かけました。

防災に関わる都市計画に関心があるので、ちょっと気になります。

『生徒会にも穴はある!』、前々から見かけてはいるんですけど、なぜか触れられていません。ジト目の女の子がかわいいですね。タイトルは「生徒会という組織にも欠陥はある」というふうに解釈することにします。

2日目

1日目よりも1時間早く行ったのですが、雨に降られてしまいました……。

スタッフさんが粋なアジ演説をしていて良かったです。

しばらく経つと晴れたので「想いのち晴れ」を聴きました。私は日常の出来事を何でも漫画・アニメに結びつけて脳汁を出す癖があります。

列が進みました。

ふと横を見ると武蔵野大学という大学が目に付きました。偏差値をググってニヤケました*2

1日目と同様、3時間ほど並んでようやく入場できました。雨のおかげで早く入れるかと思ったのですが、天候ではあまり変わりませんでした。

ブルアカの女の子の特徴として、乳の大きさが挙げられると思います。他のソシャゲでは巨乳のキャラクターが多いですが、ブルアカは普通~控えめのキャラクターのほうが多いような印象を受けますね。もちろん武装JKであるという点においてもエッチであると思います。ただ、同じ武装JKでも、しっかりとしたプレキャリを着て実在の銃を引っ提げていないとあまり興奮しないんですよね……。

こんなふうにサークルの配置図をバインダーに保持してメモを取り、支出の管理をしていました。

やはり買えなかった新刊が多かったですね……。1日目は一志ピューマ先生、2日目はAEM01先生など。

目当ての本を買い終えて暇になったので、企業ブースをぶらぶら歩いたりしました。

東ホールに戻っているところです。

すごく天井が高いですよね。

大学のサークルの忘年会に参加するため、15時頃に離脱しました。

С наступающим Новым годом!

*1:基本的に女の子が酷い目に遭うのがマジで無理なので、がっこうぐらし!とかまどマギはまだ見れてません……

*2:この癖は可及的速やかに無くしたいと思っています

野州鉱山 - 2023/12/03

栃木県の野州(やしゅう)鉱山で鉱物採集をしてきました。現地までサークルの先輩方の車に同乗させていただきました。

鉱山へ向かう途中、車窓から何やら大きい岩塊が見えました。たしか名前がついていたはずです。なんだっけ…。

野州鉱山

これは立坑の跡らしいです。危ないので近づきませんでした。

これは堰(砂防ダム)…で合ってますかね。

車を停めてからはこういう感じのところを登っていきました。基本的にズリ(採掘当時は利用価値がなく捨てられたもの)を漁る形での採集になります。

冬の山ということで、冷え込むことを想定して厚めに着込んでいったのですが、直射日光のおかげでむしろ暖かくなっていました。

出オチという感じですが、けっこういいのを昼食前に拾ってしまいました。売り物の標本と比べると見劣りしますが、自分で採集したものであることに大きな意味があります。

昼食です。道中のコンビニで買ったおにぎり3つを食べました。

昼食の前後に小腹が空いたときには羊羹を食べました。『ヤマノススメ』の倉上ひなたの受け売りで、行動食はもっぱら羊羹を食べています。

こういう、ズリ石の表面に細かい結晶が生えているのは多かったのですが、別にきれいだとも思わないので持ち帰りませんでした(重いのもいやなので)。紫がかったものを見つけたときはサークルの方に譲りました。

あとはこういう、黄銅鉱だか黄鉄鉱だかがこびり付いたズリ石もありました。私には見分けがつかないのですが、採集経験があって鉱物に詳しい先輩方は両者の区別ができるようです。

きれいだとは思うんですけどね。

ジオードっぽいのもありましたね。

15時半だったでしょうか、雨が降ってきたので撤収して、そのまま温泉に浸かりに行きました。

東照温泉(旅籠 福田屋)

東照温泉という温泉で露天風呂に入りました。

コーヒー牛乳の自販機です。

一気に飲み干してしまったので味ははっきりとは覚えていません。

食堂で夕食も済ませることになって、私はラーメンを食べました。噛み応えのあるチャーシューが良かったです。スープはやや多めで飲み干せませんでした。

第32回東京ミネラルショー

第32回東京ミネラルショーに行ってきました。鉱物の展示即売会は、今年5月に第36回東京国際ミネラルフェアに行ったのが初めてで、今日は2回目になります。

章立てするほど書くこともないので、時系列で写真を載せていきます。

この建物でやっていました。2~4階を使って盛大に行われていました。

12時頃に現地入りしたのですが、ジオード・クラッキングの1130-1300の部への参加が締め切られていたので、1600-1730の部に参加することにしました。

整理券の配布は1500からになっていました。

特別展示です。ディアセラテリウムという古代のサイらしいです。現物ではなくレプリカです。

テーマ展示「宝石の魅力」も見たところで一旦退出し、近くのマックで昼食を済ませました。

昼食後、St.Petersburg Paleontological Laboratory(サンクトペテルブルク古生物学研究所) さんのブースにお邪魔しました。ロシア語でお話がしてみたかったのですが、私の語彙は今のところ新生児レベルなのでできませんでした。

Astrophyllite(星葉石) を1,500円で買いました。ロシアのコラ半島で採られたものであるようです。

私は例えば科博のミュージアムショップで買えてしまうような鉱物は買わないように心がけているので、春のミネラルフェアではモルダバイトを買ったりしています。

この光沢がたまりません。母岩も鉢巻石(?)ですので買ってよかったと思います。

家族にも何か買って帰ろうと思い、Just Jade さんでヒスイを1個買いました。

このあと、1500からジオード・クラッキングの整理券が配布されて列に並んだのですが、ジオード原石購入権の抽選開始が1530、クラッキング開始が1600でしたので、長時間待つのがいやになり、別の用事を思い出したと言って整理券をスタッフさんにお返しして会場を出ました。

その足でジュンク堂に入りました。

自然地理学コーナーへ。

この本は春学期の必修授業で読まされたのですが、学部1年で読みこなせる人は少なかったろうと思います。私は途中で読むのをやめました。

これは地学オリンピックガチ勢が持ってる本ですね。

私はこの本が欲しかったので見つけ次第手に取り、他の本を物色してからレジに行きました。

ヤマノススメ聖地巡礼@飯能 - 2023/12/02

飯能を訪れたのは初めてでした。

直前にアニメを見返したりはしなかったので、「ヤマノススメ 聖地巡礼マップ」でGoogle検索をかけてヒットしたGoogle マイマップを利用しました*1

www.google.com

Anime Tourismというwebサイトにも同様の地図があるようです。このサイトではアニメのカットが確認できます。

anime-tourism.jp

以下では、訪れた順に巡礼スポットを挙げていきます。途中、寄り道した所も小見出しで記載しています。

スタート:飯能駅

教育機関の名前を見たら真っ先に偏差値をググる癖を治したいですね。

市制施行70周年とのことです。

北口から出てきました。

観光案内の地図です。次回訪問時には参考にしたいと思います。

飯能には初めて来たのに、夢馬くんを見ると実家のような安心感を覚えました。

空がカラッと晴れていて、散歩日和という感じでした。

駿河台大学の垂れ幕が至る所にありました。

カラオケ館がありました。

強そうな学習塾です。

珍しいタイプの信号機がありました。斜めからだとどのライトが光っているのかわかりづらかったです。

聖望学園中学校・高等学校

ベルのオブジェが特徴的ですね。

前田公園

ていねいに刈り込まれたアヒル型(?)の植木が目に留まりました。

東飯能2号踏切

踏切のある通学路、憧れますよね。

はしらベンチ

物語シリーズみたいな文字列ですが、歩道の端に設置されていたベンチです。飯能市が誇る「西川材」で作られているようです。西川材については飯能市立博物館の項でも言及します。

真ん中に突起が無いのがいいですねぇ。

リッキーくん

株式会社西武開発のマスコットキャラクター、リッキーくんです。

ヤオコー飯能店(現存せず)

ドラッグストアになっていました。

パソコンセンターPCネット

アキバみを感じました。

ここな、あおい&ひなた等身大パネル @ タイムズマート飯能店

等身大ではありますが、雪村あおいと倉上ひなたは七五三の装いです。3歳と7歳のどちらなのかわかりません。

この時は12時前だったので入店しませんでしたが、おにぎり1個くらいなら食べてもよかったかな。

かえで等身大パネル @ 長壽庵

撮りづらかったですが仕方ない…。

銀座通り商店街

とりあえず「飯能ぎんざ」の表示を撮りました。

飯高通り

そういう名前の通りです。

天覧山・飯能河原にだいぶ近づいてきました。

天覧山多峯主山シャッターアートです。多峯主山(とうのすやま)って初見だと読めないと思います。

奥武蔵はんのう観光協会

飯能市ヤマノススメNSのコラボカレンダーを頂きました。

こんな自販機がありました。

入ってすぐに「ヤマノススメのカレンダー要りますか?」と訊かれました。見た目で察せられたんでしょうね…*2

店蔵 絹甚

古い建物です。

説明板がありました。

建物の由来について詳しい説明が書いてあります。

着物産業と関わりがあるようです。

激エロコンテンツのポスターがありました。

明治40年・44年の飯能の写真です。

急な階段です。どこかの城に入ったときにこんな階段を昇り降りした記憶があります。

飯能焼の展示です。

絹織物についての説明もありました。

おみやげコーナー。

この写真の左端のところから靴を脱いで上がることができたのですが、案内人の方が他の来訪者を案内している最中で、待つのが億劫だったので上がらずに退出しました。

飯能中央公民館

作中では図書館として登場しているようです。

飯能河原のすぐそばです。

観音寺(白い象)

あおいやひなた達がよく集まっている白い象がある観音寺です。

「『おかげさま』 人の気持ちを 思いやり」。

「飯能鬼子母神」の顔出しパネル。

お目当ての白い象がありました。

激写。

魚眼でも撮りました。

左側には飯能河原を望むことができます。

「厄落とし」。

「清浄水」。

観音寺の由緒についての説明板です。「飯能戦争」という戦争があったらしいです。

お堂の写真です。私は無神論者で神道も信じていませんが、10円硬貨を賽銭箱に入れて参拝しました。

参道の真ん中から両端を撮った写真です。紅葉がきれいですね。

水天宮

水天宮という神社がありました。

見事な紅葉です。

飯能河原

飯能河原です。一応水は流れていますね。

川の正式名称は入間川みたいです。

最初はこの辺りから入りました。

「すき間注意」。割岩橋からの写真に写っている通路です。

飯能河原の表示です。

とにかく天気が良いです。

紅葉です。

鳥がいました。

昼食 @ 櫟庵

蕎麦屋さんに来ました。

店蔵 絹甚の項で言及した飯能焼を器に使用しているようです。

店内は撮影禁止だったので料理の写真はありません。

三吉坂

三吉坂という坂です。

ひなた宅(こども図書館)

これが住宅だったら仰天してしまいますね。

飯能中央公民館(2回目)

聖地巡礼ノートを見逃していたので中央公民館に引き返してきました。

せっかくなので書き残してきました。字が汚いですが、大隈重信も悪筆ですし別にいいですよね。

ノートをめくって他の巡礼者のコメントを眺めてみると、カナダやブルガリアセルビアから来た人もいるようで、ヤマノススメが聖地の形成に最も成功した作品の1つであることを実感しました。

とんちき橋

とんちき橋です。

」。

天覧山

奥武蔵自然歩道というのがあるらしいです。

いざ入山。

天覧山の由来。

忠霊塔です。

その説明書き。

ナラ枯れの機序についての説明がありました。

中段に着きました。ここにも聖地巡礼ノートがあります。

このノートにも書き残しておきました。

十六羅漢石仏」というのがあるらしいです。

十六羅漢石仏の由緒についての説明板。

この辺りから段差が急になってきました。

この岩の形が気になりました。

良い眺めです。この前後にちょっとした岩場がありました。

登頂しました。登山経験は高尾山に数回登った程度なので、かなり息切れしていました。

Yukimura et al. はアマゾネス並みの体力を有しているのでは?

天覧山についての説明板です。

山頂からの眺めです。

富士山探し。

見えてませんね…。

眺望と山の名前を対応させたパノラマ写真がありました。

天覧山についての説明板がもう1枚ありました。

登頂したのが15時30分前後だったので、多峯主山などは次回以降にとっておくことにしました。

小倉羊羹ではないですが、持参した羊羹を食べました。

キノコがびっしり生えている木です。

中段にある「御駒繋松」跡です。

見飽きたかもしれませんが紅葉です。

飯能市立博物館

店蔵 絹甚の項で触れた激エロコンテンツを求めて来ました。

特別展「原市場秘史」。12月9-10日は予定が入っているので、今日訪れるしかありませんでした。

史資料と解説文をパシャパシャ撮りましたが、地図と解説文は省きます。

渥美焼壺。

物理GIS

飯能の材木業(西川材)についてのコーナーも。

筏師の服装です。

筏師である鹿戸富吉氏の取材音声が聴けるようになっていました。飯能弁の話者であったようです。

毛羽取機。

石原の大神楽獅子舞。映像も上映されていました。

特別展を全て見たあたりでスマホの電池残量が5%を切ったので、急いで退館して東飯能駅に向かいました。

ゴール:東飯能駅

駅舎の写真を撮りたかったのですが、東飯能駅に辿り着いてカメラアプリの撮影ボタンを押下しようとした瞬間にスマホの電源が切れてしまいました…。次回以降は満充電状態のモバイルバッテリーを持参するようにします。

余談ですが、飯能市立博物館から東飯能駅方面に向かうときに通った道が肝試しみたいでした。

*1:最終閲覧日2023年12月3日。剽窃にならないかとビクビクしています

*2:「察せられる」と「察される」のどちらが正しいんでしょう?

基準点インフラツーリズム「江戸城南ルート」(途中まで) - 2023/08/04

東京都測量設計業協会が提唱している「基準点インフラツーリズム」の「江戸城南ルート」を歩いてきました。以下のリンク先でルートを確認できます。

www.survey-tokyo.com

 

 


ゆりかもめお台場海浜公園」駅から歩き始めました。

海浜公園の脇を通って台場公園まで行きました。

台場公園の手前に「台場地震観測所」がありました。

三等三角点「三番台場」

三角点と東京都水準点、築港測點の3つがありました。

砲台跡

奥のほうには2門分の砲台跡がありました。

AR大砲というのがあったので触ってみました。

砲台跡から若干ずれていますが、この時は日差しが強く、とても暑かったので、リトライはせずに公園の入口に戻りました。

左右に回転できないと不便じゃないかなあという気がしています…。

レインボーブリッジを徒歩で渡りました。

歩道の頭上と脇を車道が通っていました。

先ほどまで居た台場公園です。

レインボーブリッジは長距離な割に、前を向いている限り風景が単調で、徒歩で渡るのは正直キツかったです。

一瞬室内を通る所が2ヶ所ありました。3ヶ所目に入ったと思ったらそこが終点で、エレベーターで出入り口のある階に降りて自販機で水を買い足しました。

几号高低標「芝鹿島神社

御穂鹿嶋神社という神社の狛犬の台座にあるらしいです。

右側の狛犬の台座に近づいてみると…

ありました。几号高低標を見たのはこれが初めてでした。この後に見ることになる几号と比べるときれいに残っているような気がします。

江戸開城 西郷南州・勝海舟会見之地

記念碑がありましたが、工事中で近づけませんでした…。

しばらく歩いて三田の辺りに来ました。三田には某大学のキャンパスがありますね。

マクドナルド三田駅前店で昼食を済ませましたが、店内は同大学の学生でごった返していました。

几号高低標「芝東照宮

芝東照宮は四大東照宮の1つらしいです。

鳥居の写真です。両脇に停車している車両のナンバープレートを写さないようにしたらこんな角度になってしまいました…。

正面から見て右側の柱の根元に几号がありました。御穂鹿嶋神社のときも正面から見て右側にあったので、そういう規則で彫ってたのかなあ…なんて考えていました。

境内の様子です。

ご神木というのでしょうか、太い木が生えていました。

芝東照宮の裏手にある芝丸山古墳に「伊能忠敬測地遺功表」があるらしいので見に行きました。

「表」というので年表か何かで功績が記されているのかと思いましたが、沖縄を含まない日本地図と説明書きがあるだけでした。

芝丸山古墳に回り込む途中で東京タワーが見えて登りたくなってきました。

東京タワー

東京タワーに寄り道しました。

けっこう近くに見えていたのですが、根元に着くまではそこそこ歩きました。

複数のルートを与えられたときにハードなほうを選んでしまう性格なので、エレベーターでなく外階段を使って、メインデッキまで登りました。

入口右手にある受付で「昇り階段認定証」と塩飴をいただきました。

ペースを落としたらダレる気がしたので、登り始めのやや早めのペースで最後まで登りました。息切れと汗がすごかったです。

メインデッキからの展望です。遠くの山が見えたりするわけではなかったので期待外れな感もありましたが、高層ビル群で凸凹した街並みがおもしろいな~と思いました。

日本経緯度原点

ここには以前にも来たことがあります。

この辺りは警官が多いです。

経緯度原点の本体です。

几号標石「麻布飯倉狸穴坂上」

ロシア連邦大使館前の警察官詰所の脇にあるらしいです。

ありました。この辺りはとにかく警官が多いですね。治安が良すぎて退屈しそうですが…。

几号高低標「西久保八幡神社

石段の上にある鳥居の柱に几号があるらしいです。

この写真の撮影地点の右側が工事中で、ものすごい音(切削音?)がしていたので、写真を撮るだけ撮って早々に立ち去りました。

これまでの2ヶ所と同じように右側の柱を眺めましたが、几号は見当たりませんでした。右側の狛犬の台座にはセミの抜け殻がついていました。

メモをしなかったので確証はありませんが、几号は左側の柱にありました。背景の参道を見る限り左側で間違いないはずですが…。

この几号は彫られていない部分と色が同じなので見つけにくかったですね。

三等三角点・几号高低標「愛宕山

またしばらく歩いて愛宕山のところまで来ました。愛宕山は23区最高峰らしいです。

最初は愛宕神社への入口がわからず、とりあえず目についた「愛宕山エレベーター」で愛宕山の上に昇ってから神社に入りました。

愛宕山周辺と愛宕神社の境内では工事が行われていて、「出世の石段」としても知られる「男坂」は登れないのかなと思ったのですが、左手の工事現場と右手のビルの間に隠れていただけで通行可能でした。この写真は、一旦裏手の坂から降りて回り込んできたところで撮りました。

左手前の看板の裏には、「出世の石段」の由緒についての説明書きがありました。

1段あたりの高さがそこそこありました。大股というほどではないですが、脚を意識的に持ち上げる必要がありました。ちなみに、「女坂」のほうは工事中のため通行止めになっていました。

目当ての三角点と几号は工事現場の中にあるようだったので、見るのは諦めて次のチェックポイントに向かいました。

几号高低標「烏帽子石」・「亀石」

日比谷公園にある2つの石に几号が刻まれているらしいです。

烏帽子石

「烏帽子石」のほうは目を凝らしてみても几号が見当たらず、植え込みに入ってまで確認するモチベーションもなかったので諦めました。草に隠れていたのかもしれません。

 

亀石

「亀石ってなんだよ…」というお気持ちになりました。亀の甲羅の形をしている石は見当たらなかったので。

亀石がある心字池に向かう途中に珍しい石が置いてありました。これは「石貨」です。

南極の石もありました。

件の亀石の場所が本当にわからなかったのでggったところ、心字池のほとりにある台形の石を指しているらしいことがわかりました。この写真の奥に見える出っ張った石がそれです。

近づいてみると几号がしっかりと残っていました。人に踏まれる・雨が直接当たる位置にあるのに残っているものなんですね。

日本水準原点」・一等水準点「甲/乙/丙/丁/戊」・電子基準点「東京千代田」

現着した時には国会前庭がすでに閉まっており、入れませんでした。ここにも以前来たことがあるのでノーダメージではあります。

几号高低標「桜田門

桜田門の石垣に几号があるらしいです。この写真の撮影地点から見て右側の柵の中にありました。

几号の部分が平坦に磨かれているので見つけやすかったです。

几号高低標「大手門」~「江戸城天守台跡・近代測量発祥の地」

大手門は閉まっていて入れませんでした。ここでリタイアしました。

大手町駅から帰途につきました。

今日「江戸城南ルート」をコンプリートできなかった理由について考えてみると、愛宕山の工事は仕方ないとして、東京タワーに寄り道して外階段を登ったのと、そもそものスタートが遅かった(11時)ことが挙げられると思います。

今日の11時~14時は特に暑かったので、熱中症対策という意味でも、「北ルート」か「東ルート」を歩くときには早めのスタートを心がけたいと思います。実際、今日は普段の3倍くらいの水分補給をしていて、550mlペットボトルを3本飲み干しました。